まずはローカル。ドラマ「青春探偵ハルヤ」について
地元の人が原作を書いているらしいのだけど、ハルヤ…このあたりの書店チェーンの名前をいただいたんだろうか。微妙に狙ってる?と本屋で原作本を見かけるたびに思う。はじめて見る人はほぼ間違って読みそうな、この辺の人はメールなどで無意識に変換して、変換できず…あ、そうだった。となった人が多いだろう明屋書店。
…明屋はハルヤと読むのですわ…。
グローバルには。太田出版 「奴隷のしつけ方」のことだけど、
なんちゅうタイトルだろ、…太田出版か…えげつなさそうな…と思いながら、ヤマグチマリさんのカバー絵にひかれて、読んでみた。ローマ時代の奴隷といったら映画なんかでは主人公が罠にかかって船を漕がされたり、猛獣と戦わされて殺されそうになったりと無体の限りを尽くされる、あるいは、ご飯も休みもろくになく死ぬまでこきつかわれるみたいなイメージだけれど、
この本ではローマ時代の貴族自身が主人側からどう奴隷を運用するかというお話で、えげつないところは多々ありながらも、筋が通っているように見えてきて、思わず納得してしまいそうになるときがありながら、
そのローマの貴族の名前がマルクスなもので、つい、このマルクスは、あの思想家のマルクスからとったのだろうか?とかんぐってしまってお話に入りきれなくなる。
これを狙っての名づけなら、たいがい、毒のある本だと思う。
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