よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

林家彦六 「双蝶々 冬の子別れ」

2019-02-10 07:45:03 | 日記
林家彦六(八代目林家正蔵)の「双蝶々(ふたつちょうちょう)冬の子別れ」を観ました。お見事

としか言いようがない程の出来で、噺に引き込まれてしまった。この時点で80歳と本人が高座で

語っていたのでこの迫力ある出し物は驚異だ。あの独特の籠ったような高いトーンの声で、しかも

語尾が明瞭な語り口は芝居噺にとても合う。ゆっくりした調子でいながら、展開が早く、ラストの

大立ち回りは本当に素晴らしい。真骨頂とは此のことだ。


六代目三遊亭圓生とはソリが合わなかったようだが、私の中では名人噺家として双璧で、まだまだ

沢山の演目を観てみたい。
コメント
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