今回の大阪旅行で宿泊したホテルの近くに、近松門左衛門の人形浄瑠璃「曽根崎心中」で有名なお初天神があって、大きな通り
沿いにお初の看板があります。
朝近くの喫茶店でモーニングを食べ、曽根崎お初天神通りを歩いてみました。
商店街のアーケード下にはお初と徳兵衛を、疫病退散と共に描いたカラフルな垂れ幕がいくつも下がっています。
お初天神の正式名称は露の天神社(つゆのてんじんしゃ)だそうです。商店街側から行くと比較的こじんまりした入口が迎えて
くれます。
丸い大きな石の中に恵比須様が鎮座しております。形がとても気に入りました。
南側の入口は立派な造りです。木造の鳥居も風格があります。何せ創建以来1300年の歴史を持つ古社ですからね。
朝早い時間ながら熱心に参拝する方が結構多いです。
百度石の碑がありました。ここを折り返してお百度参りをするのでしょう。大阪駅にも近く繁華街にある、お初天神はそこだけ
静かでゆったりした時間が流れていました。ここを通る人たちはただ行き過ぎるだけではなく、しっかりお参りする人が多く、
大切にされていることが分かります。