よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

特別展 魂を込めた 円空仏

2025-02-25 06:09:11 | アート

土曜日は「特別展 円空仏」を観に三井記念美術館へ行ってきました。

三井記念美術館はJR神田駅から近く歩いて6分程度、三越の隣にあります。

この4体は円空のものでは大きい部類です、2mを超えています。

この表情は独特ですね。

円空の仏像は穏やかな雰囲気のものが多い気がしていましたが、これらは目を吊り上げ、髪の毛を逆立てています。

最近の美術展は撮影可能スポットが幾つか設けてあります、いきなりスマホを取り出す人多数!

これも円空の作としては異色。

ズラッと並んだ円空仏、いいですね!

奥さんの是非観たいとのリクエストでやってきました、あまり期待していなかったのですが、来てよかった!女性の方が多かっ

たですね。円空作らしい微笑ましい、和やかな表情のものも沢山ありました。まだやっていますので興味のある方は是非。

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葛飾北斎(1760年~1849年)

2023-01-23 06:27:41 | アート
すみだ北斎美術館では企画展として「隅田川両岸景色図巻(複製画)と北斎漫画」を観ることが出来ます。

隅田川両岸景色図巻(複製)は全長7mに及ぶ大作で見事としか言いようがありません。『北斎漫画』や

『一筆画譜』、『をどり独稽古』などのレプリカ本もあり楽しい。



さらに「北斎かける百人一首」北斎最後の大判錦絵シリーズ「百人一首乳母かゑとき(ひゃくにんいっし

ゅうばがえとき)」を中心に、江戸時代の『百人一首』事情も紹介しながら、北斎と門人たちが描いた『

百人一首』にまつわる作品約105点を紹介する展覧会も開催中で、会場に設置されている画面の中の北斎

の一筆書きを体験するコーナーも面白い。



「富嶽三十六景 武州玉川」



「諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」この画はもはやデザイン画ですね。



「諸国名橋奇覧 かめいど天神たいこばし」亀戸天神の太鼓橋が思いっきりデフォルメされています。



「富嶽三十六景 礫川(こいしかわ)雪ノ旦(ゆきのいちにち)」この画の雰囲気は大好きです。ショッ

プで何枚かポストカードを購入しましたが、一番有名な「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は売り切れで残

念でした。
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小川芋銭(1868年~1938年)

2022-09-07 06:25:09 | アート
先日神田神保町古書街で小川芋銭(おがわ うせん)の「草汁漫画」を発見!その日は用事があったので、

休みの日に改めて本屋に行って購入してきました。



小川芋銭は生涯のほとんどを茨城県牛久沼で農業を営みながら絵を描き続けました。芋銭という画号は「自

分の絵が芋を買うくらいの銭(金)になれば」という思いからのようです。



芋銭の絵で有名なモノは、カッパを始めとして、水の中に住む精を中心に飄々とした、何とものんびりした

雰囲気の画で、見ていてほのぼのとします。



昔のヨーロッパの農民を描いた画が貧しく厳しい生活(ゴッホのジャガイモを食べる人々)を描いたものが

多いのと対照的です。



本の中の画の一つですが、暖かい感じでとてもいいと思います。
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ルネ・マグリット(1898年~1967年)part2

2022-08-29 06:25:33 | アート
2年前にアップしていたルネ・マグリットの私が書いたブログを何故か最近ご覧になっている方がいる

ようで不思議な感じがします。



最初に見た時からマグリットの奇妙な画は好きで、マグリット展には何度も足を運んでいる私です。



最初に見に行ったのは20代初めの頃だと思いますが、以前も書きましたが何しろスゴイ混雑だったの

でゆっくり鑑賞する雰囲気では全くなかった。



この画はジェフ・ベックの「ベック・オラ」というアルバムのジャケットに使われていて有名ですね。



こちらは三越美術館・新宿で1994年11月1日ー1995年1月22日に開催されていたマグリット展の半券で

す。この時も押すな押すなの盛況でした。副タイトルが「不可思議な扉」使われている絵は「風景の魅

惑/1928年」



これは2015年3月25日ー6月29日に国立新美術館・マグリット展のパンフレット。「ゴルコンダ/1953年」

昔、日本のアパレルメーカーのCMでも使われたマグリットを代表する画です。絵画はネットで観ること

も出来ますが、やはり展示会で鑑賞することをお勧めします。圧倒されますよ。
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篠田桃紅(1913年~2021年)展

2022-04-20 07:42:06 | アート
東京オペラシティー アートギャラリーでは4月16日ー6月22日まで「篠田桃紅展」が開催されています。

昨日(火曜日)昼過ぎに伺いましたが、比較的空いていて、ゆっくり鑑賞出来ました。



篠田桃紅は美術家、版画家、エッセイストで、書は幼少の頃、女学校時代を除けば殆ど独学で学び、40代

を過ぎた時に渡米し、抽象表現主義絵画が全盛のニューヨークで作品を制作し、高い評価を受けています。



とても静かな展示場で若い頃からの作品を見ていきますと、途中から巨大な作品群が出現し驚かされます。

大胆で思いっきりのいい作品で、圧倒されます。さらに時代を経てスッキリした、もし出来れば家に飾り

たいと思えるようなものも現れます。



「うつろい」ポストカードを数枚購入しましたが、黒を中心にした見事な表現に惹きこまれます。



「陰陽Ⅰ」今までネット等で観たことが有りますが、やはり本物を目にすると全然違います!展示はほと

んどがガラスケースに収まっておらず(最初に鑑賞の注意を受けます)むき出しで凄まじい勢いで迫って

くるし、気を付けて近くまで寄ると描いた時の手の動きを感じることが出来そう。お近くの方は是非、ご

覧ください。
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