今回のニューズウィーク日本版の特集は「ウクライナが敗れる日」です。冒頭の記事はこの本のコラムニストで元CIA
工作員グレン・カール氏ですから完全にアメリカ寄りですが、ウクライナの劣勢が浮き彫りにされ、ロシアの目論見通り
になっていることを指摘しています。トランプ前米大統領は世界秩序に何の関心もなく、ロシアが力を持つことによって、
更なる混乱が引き起こされるだろうことを心配もしていないようです。勿論あらゆる紛争にアメリカが関り失敗してきた
過去はあります。しかし、ウクライナを力で抑えつけることに成功すれば、ロシアが次に何を仕掛けてくるか想像すると
流石に恐ろしい。
去年ロシアの旧式武器をバカにしていた欧米各国は、ロシアの不気味な底力と武器の数で圧倒する戦いに考え方を改めな
ければいけないと思っていることでしょう。今はアメリカ議会共和党がOKを出さなければウクライナは厳しい局面に立
たされることは必至です。アメリカが欧米以外で好かれていないことも痛感させられました。これから起こることをよく
見、世界の新たな枠組みを再考すべきかもしれません。