テレビはこのところフジ関連ばかりを報道していますが、週刊文春1月30日号では「石破129兆
円予算徹底検証」として、フジ関連記事の次に特集を組んでいます。
「新しい地方経済・生活環境創生交付金」は二千億円用意されていますが、これはインフラやハ
コモノにも使える自由度の高い交付金とされ、過去にも公用車購入、博物館の修繕費、果てはイ
カのモニュメントなど物議を醸す使途が相次いでいるもので、一過性のバラマキに終わるのでは
ないかと懸念しています。
「半導体」関連では何の実績もないベンチャー企業に巨額の税金を投入として、半導体メーカー
「ラピダス」への一千億円の計上を取り上げており、複数の失敗リスクを上げています。すでに
経産省は「エルピーダメモリ」に巨額の税金を投入して最終的に経営破綻させた過去がある。と
指摘しています。
「道路」では石破首相地元に費用対効果の極めて乏しい道路(北条道路)へ二十八億四千万円を
計上、他の有力閣僚の地元道路でも同様の事例が多く検証が必要と書いています。
他にも社会保障、基金など議論を呼ぶ予算が多く、ムダになりかねない事業が幾つも潜んでいる。
と結論づけています。週刊文春は昨日も本屋さんで平積みされていました。予算のムダ遣いを許
すな!です。
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