自民党派閥の裏金事件を巡って開かれる衆院の政治倫理審査会(政倫審)について、自民側から弁明は非公
開で1人1時間に限る要望が出されているなどと一部で報道された。国民には真相解明への意欲がまったく感じ
られないこの姿勢に、ネット上では「自民党に反省の色なし…」「どこまで、感覚がずれてるんだ?」などと
怒りの声がうずまいた。
2月28、29日に開かれる見込みの政倫審。安倍派で事務総長を経験した松野博一前官房長官、西村康稔前経
産相、高木毅前国対委員長ら5人が出席予定だ
東京新聞は、政倫審は疑惑払拭を図れる機会なのにもかかわらず、自民側が明確な理由を示さぬまま非公開
での開催を主張し、1人あたりにあてる時間も1時間に限るよう要求している点を批判。5人以外にも弁明する
意向を示す議員がいるにもかかわらず、裏金づくりの経緯を暴露されたり、派閥幹部や党の責任を追及された
りする可能性を心配し、対象者を限定している「疑惑」を報じた。(中日スポーツ 2/23 金)
この期に及んで、自民党はあくまでも隠蔽することを選ぶようだ、問題が露呈する→のらりくらりと答弁し時
間を稼ぐ→いくつもの問題が噴出する→問題の本質をはぐらかす→沢山問題が出過ぎて焦点を何処に合わせて
いいか分からなくなる→全く違う問題が出てくる→国民の関心が他に移る。としたいのが見え見えだ。
自民党に自浄能力が欠如していることは明白だ。彼らは「今だけ、カネだけ、自分だけ」を続けるだけだ。私
たちは駄目な議員を減らし、少しでもマシな議員を増やすことを考えなければ、いつまで経っても日本に希望
は見えてこない。