今日は「自由民権運動」についての学習。
まずは、定番の資料を提示。
「自由民権運動の演説会」

その資料に付箋を貼って、ある部分を隠した。
(パソコン処理で隠し、アニメーションで飛んでくるコンテンツも以前作製したのだが、
今回はあえて付箋を使う。)
子どもたちは
===============
1)ひげのおじさんがいる
2)警察官がいる
3)人々がいる
===============
討論会をしているっぽい
この3者が何やらもめている
===============
ということを読み取る。
この場面が政治の演説会であることを説明し、
大体の情報を読み取った後、いよいよ付箋を剥がす。
======================
実は、この会場の上をあるものが飛んでいます。
何でしょう?
======================
包丁、コップ、ペンなど、なかなか鋭い(?)
意見が出てきたなかで、付箋を剥がす。
子どもたちも視覚的に集中する。

========
やかんだ!?
========
と、子どもたち。
すかさず、やかんの実物を提示
本当は、急須なのだけれど(苦笑)

このやかんが、誰から、誰に投げられたのかを予想させる。
投げたのは「人々」というのは子どもたちの共通見解だった。
しかし、「投げられた相手」というのが、意見が分かれた。
==================
ひげのおじさんに投げている・・6名
==================
警察官に投げている・・・・・・5名
==================
まっぷたつに分かれた。

この討論がまた面白かった。
実際に、やかんを投げながら(笑)、
なんでこんなに人々が怒っているのかを予想させる。
実際にやかんを投げてみると、
============================
先生、、、
どんだけこの人たちは怒っていたのでしょうね
============================
と子どもたち。
そこで、人々の当時の政治への思いを想像させて、課題の設定。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
人々は、政府に
どのような政治を期待したのだろう
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
予想は、あまり出なかった。
少し難しかったのかもしれない。
しかし、
=======
・地租改正
・学制
・徴兵令
=======
などに対する「人々の不満」という意見が出たので、それを使って、
「士族の反乱」について調べさせる。
西郷隆盛による「西南戦争」
教室背面の日本地図を使って、どのような戦争になったのかを
熱く(?)語ってしまう。
今度は世界地図を使って「征韓論」まで、説明(苦笑)
3分ほど、予定時間をオーバー

あの西郷隆盛でも、明治新政府には勝てないことを子どもたちは知る。
=======================
腕力では勝てないと分かった人々は、
腕ではなくて、体のどこを使ったと思いますか?
=======================
と発問。
=====
・脳みそ
・手
・口
=====
など、いろいろと意見が出た。
「ペンは剣よりも強し」という言葉を説明した後に、
人々は、「言論」のパワーで、日本を変えていこうとしたことを説明する。
板垣退助や、大隈重信の「自由民権運動」について調べ学習を行う。
============
・国会を開く
・政治に参加する権利
・地租を軽くする
・不平等条約の改正
============
などの要求についてまとめた。

ここまでくると、授業冒頭の「やかん」が誰に投げられたのか。
子どもたちは分かったようだった。
======================
先生、このやかんは、弁論を止めようとした
警察官にむかって投げられていたんですね
======================
全員が理解したところで、グループ学習。
班員を3者(弁士、警察官、民衆)に分け、それぞれ台詞を考えさせ、
![]()
寸劇風に発表させることにした。
実際にやかんも投げるアクションも入れて。
(実物も用意)
・・・しかし、これがまた、子どもたちの琴線に触れたらしく、
こちらの予想では5、6分でさらっとできるかなぁと思ったら
かなり気合いの入った話し合い&打合せになってしまい、
時間オーバー(涙)
発表は次回への持ち越しとなってしまった。。。

征韓論が若干余計だったと反省。
まずは、定番の資料を提示。
「自由民権運動の演説会」

その資料に付箋を貼って、ある部分を隠した。
(パソコン処理で隠し、アニメーションで飛んでくるコンテンツも以前作製したのだが、
今回はあえて付箋を使う。)
子どもたちは
===============
1)ひげのおじさんがいる
2)警察官がいる
3)人々がいる
===============
討論会をしているっぽい
この3者が何やらもめている
===============
ということを読み取る。
この場面が政治の演説会であることを説明し、
大体の情報を読み取った後、いよいよ付箋を剥がす。
======================
実は、この会場の上をあるものが飛んでいます。
何でしょう?
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包丁、コップ、ペンなど、なかなか鋭い(?)
意見が出てきたなかで、付箋を剥がす。
子どもたちも視覚的に集中する。

========
やかんだ!?
========
と、子どもたち。
すかさず、やかんの実物を提示
本当は、急須なのだけれど(苦笑)

このやかんが、誰から、誰に投げられたのかを予想させる。
投げたのは「人々」というのは子どもたちの共通見解だった。
しかし、「投げられた相手」というのが、意見が分かれた。
==================
ひげのおじさんに投げている・・6名
==================
警察官に投げている・・・・・・5名
==================
まっぷたつに分かれた。

この討論がまた面白かった。
実際に、やかんを投げながら(笑)、
なんでこんなに人々が怒っているのかを予想させる。
実際にやかんを投げてみると、
============================
先生、、、
どんだけこの人たちは怒っていたのでしょうね

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と子どもたち。
そこで、人々の当時の政治への思いを想像させて、課題の設定。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
人々は、政府に
どのような政治を期待したのだろう
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
予想は、あまり出なかった。
少し難しかったのかもしれない。
しかし、
=======
・地租改正
・学制
・徴兵令
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などに対する「人々の不満」という意見が出たので、それを使って、
「士族の反乱」について調べさせる。
西郷隆盛による「西南戦争」
教室背面の日本地図を使って、どのような戦争になったのかを
熱く(?)語ってしまう。
今度は世界地図を使って「征韓論」まで、説明(苦笑)
3分ほど、予定時間をオーバー


あの西郷隆盛でも、明治新政府には勝てないことを子どもたちは知る。
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腕力では勝てないと分かった人々は、
腕ではなくて、体のどこを使ったと思いますか?
=======================
と発問。
=====
・脳みそ
・手
・口
=====
など、いろいろと意見が出た。
「ペンは剣よりも強し」という言葉を説明した後に、
人々は、「言論」のパワーで、日本を変えていこうとしたことを説明する。
板垣退助や、大隈重信の「自由民権運動」について調べ学習を行う。
============
・国会を開く
・政治に参加する権利
・地租を軽くする
・不平等条約の改正
============
などの要求についてまとめた。

ここまでくると、授業冒頭の「やかん」が誰に投げられたのか。
子どもたちは分かったようだった。
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先生、このやかんは、弁論を止めようとした
警察官にむかって投げられていたんですね
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全員が理解したところで、グループ学習。
班員を3者(弁士、警察官、民衆)に分け、それぞれ台詞を考えさせ、
寸劇風に発表させることにした。
実際にやかんも投げるアクションも入れて。
(実物も用意)
・・・しかし、これがまた、子どもたちの琴線に触れたらしく、
こちらの予想では5、6分でさらっとできるかなぁと思ったら
かなり気合いの入った話し合い&打合せになってしまい、
時間オーバー(涙)
発表は次回への持ち越しとなってしまった。。。

征韓論が若干余計だったと反省。
