崖っぷち犬・・・
みなさんご存知と思いますが、徳島の急斜面から救出された野良犬のこと。
週末のテレビで何度か見ましたけど、11/22には民放各局が救出騒動を生中継していたそうですね。こういうニュースを見ると、平和な世の中というか、おめでたい世の中だな~と感じますね。
ボクが見た“崖っぷち犬”のニュースの中で、唯一感心したのはサンジャポこと、「サンデージャポン」の『動物愛護管理センター』の中にいる野良犬の放送。
“崖っぷち犬”は、自力で助かる可能性もあった・・・
でも、保健所や動物愛護管理センターで保護されている犬の大半が1週間以内の死が目の前にあります。
「1匹の崖っぷち犬」と「9万匹以上の安楽死犬」。
“崖っぷち犬”に本気で同情する民放は、 “安楽死犬”から逃げるべきではない。
ボクは見たくはないけど、きっと散歩にでも連れて行かれるように無邪気に処理場へ向かうであろう、本当の「崖っぷち犬」たちを報道するのが本来の役目ではないかとボクは思います。もしくは、タウンミーティングでエレベータ操作にいくらかかったなどの「追求」が役目ならば、今回の「崖っぷち犬」を救出の費用も追及すべきではないのでしょうか。
「1匹の崖っぷち犬」の命の値段は、もしかしたら「9万匹の安楽死犬」のうちの何割かの命を救えたのかも知れない・・・、
または徳島にもいるであろう、生活保護を門前払いされて苦しむ「崖っぷち人」の一部を救えた可能性もあることをボクらは忘れてはいけないと思います。
みなさん、ハローです。ホディです。
ようやく寒くなりましたね。
そして、日がかなり短くなりました。ちょっと出かけて帰ろうとした夕方5時すぎには真っ暗でした。11月もあとわずか、いよいよ師走ですね。
土曜日には子どもの「作品展」なるものに行ってきました。自分の子どもの絵や工作を、親も見てくださいというイベントなんですね。
自分の頃にもあったのだろうかと、思いつつ、自分の子どもの「作品」を見ながら、いつの間にか上手くなったなと感心していました。
でも、何となく違和感があるんですよね。
それは運動会でも感じていたことなんですけど、不思議と「親の視線」を意識したイベントのように感じるんですよ。気のせいでしょうか。
確かに子の成長は、親の成長でもある。
したがって、親も教育に参加する必要があるんですよね。
だからといって、運営者側が「親の視線」を意識すればするほど、
教育は「費用対効果」、つまり「親が出したお金の分だけ、親に満足感を提供しようとする」という親の現在が子どもの未来より重視されたものになっていく気がします。
分かり難くて、スミマセン。
これらも、ボクらが求めた教育の姿なんでしょうけど。
教育といえば、いじめの議論はさらに大きく迷走を始めている気がします。
「いじめた生徒は出席停止に」という議論があるそうですけど・・・
さらにイジメを陰湿な世界に追い込もうとしているだけではないのでしょうか。イジメが巧妙になればなるほど、いじめられた側は逃げ場を失うことをそろそろボクらは知っても良いころだと、本気で思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000006-yom-pol
イジメを陰湿にさせるのも、自分のことは棚に上げて「イジメを特別扱い」するボクら大人が悪いと思いませんか?
「1匹の崖っぷち犬」の陰に、数え切れない安楽死犬がいるように、
「1件のいじめ自殺」の陰にも、数え切れない大人から子どもまでの自殺がある。
助けてあげられない理由は、何なんでしょう?
こうして国会をはじめ、ボクらが「教育」を論じれば論じるほど、
「教育」が崖っぷちに追い込まれているような気がします。
最後に・・・「崖っぷち」と言うと失礼ですかね?・・・
スポーツ報知には、メジャーリーグ挑戦を表明している桑田真澄投手の手記が掲載されていました。
http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20061124-OHT1T00061.htm
ここまでは、本当に山あり谷ありの野球人生だったであろう桑田投手。「心の野球」という言葉が出てくる選手だとは、高校時代やジャイアンツ入団当初の桑田投手からはボクは想像できていなかったです。
アメリカで思う存分、「心の野球」の輪を広げていって欲しいと思いますね。
これからも応援したいと思います。
ホントに子どもの成長には驚かされます。
その一方、ボクらの成長は???
そしてgodaiさんのおっしゃるようにボクの軸もぶれっぱなしのような気がします。でも、変な軸で固定されるよりはいいのかな。なんて。
こんなことができるようになったのかと・・・
知らず知らず自分のものさしで
子供を見るようになると誉める、叱るの
軸がぶれるような気がします。
自分の筋、軸を早く身に着けたいと思う
年の瀬になりそうです・・・