景気が良い気分

今日の帰り道、前の会社でいっしょに働いていたＨさんとバッタリと出会いました。
状況的には「バッタリ」というか、「アララ」というほうが近いのかも知れません。ボクは前へ前へと反射的に人の間をすり抜けながら、考え事をしながら歩いていたんですけど、そんなボクを見かけたＨさんがわざわざ追いかけて声をかけてくれたのでした。
横目で見ながらスルーしないで、わざわざ声をかけてくれる気持ちが嬉しいですよね。

ボクの場合は、移動するときはただ条件反射的に足の向くまま歩き、気持ちは上の空のことが多く、気付くことより気付かれることのほうが多いんですよね～。この１ヶ月くらいで前の会社の人に電車で１回、近くのスーパーの前で１回、予想もしない人から声をかけられています。きっとその他にもスルーしている人もいるんでしょうけど、ボクはこの数ヶ月一度も偶然の出会いを自ら発見したことはありません。
余裕がないのか？性格なのか？
セレンディピティは自ら引き込むものだと自分に言い聞かせながら、周囲を見渡せる観察力を磨きたいと改めて感じました。

Ｈさんとは、忘年会を約束。
久しぶりのＣＳＫを心待ちにしたいと思います。

みなさん、ハローです。ホディです。

今朝の日経新聞の１面には「日経平均１万５０００円回復」とのトップ記事。終値では５年ぶりで、２００３年４月の水準から見ると約２倍なんだそうです。
そして、同じ１面に「株は生きかえった」と論説が掲載されていました。１万５０００円という数字は「バブル崩壊で大きな損失を抱えた投資家が株式市場への信頼を取り戻すかどうかの分岐点」と考えられるのだそうです。
数字には不思議な説得力があり、朝から景気が良い気分になりました。

そんなボクの気分が日経平均に関係するとは思いませんけど、今日も引き続き株価は上昇しました。

東証1部の株式時価総額、15年4カ月ぶり500兆円台に
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051202AT2D0202502122005.html

2日の東京株式市場で日経平均株価が大幅続伸し、連日で年初来高値を更新した。この日の上昇で東京証券取引所第１部の時価総額は506兆4812億円となり、約15年4カ月ぶりに500兆円台を回復。東証１部の売買代金は概算で3兆6084億円（立会外取引は含まず）と過去最高を上回った。

日経新聞のホームページに掲載されていた記事です。
１５年前も、５００兆円もあまり実感のない数字ですけど、これまた景気が良い気分になります。
そんなボクの高揚は、こんな株への熱狂をマネーゲームと表面的には揶揄しつつも、前の会社を辞めたとき、思い切って株式へ投下した少しの退職金が含み益を抱えていることが理由のひとつであることは間違いない・・・自分の退職が思わぬ結果を招く偶然に少し驚いています。

インターネットに表示される実感のない株価が、この数ヶ月でボクにとっては大きな変化を見せています。
これがバブルなのでしょうか？

この大きな流れをどのように生かすかは自分次第。
バブルを自らの汗に変えるチャンスなのかも知れませんね。
セレンディピティは自ら引き込むものだと言い聞かせつつ、今日も夢を膨らませています。