早くも秋の気配?
栗の実はこういう時期からできているんですね。近所で見つけました。
子どもは、緑の色が珍しくてビックリしていました。
普段、目にする栗の実は茶色なんですよね。
それにしても、カレンダーはなくても自然はキチンと時を刻んでいるのが不思議だな~と思います。当たり前なんでしょうけど。
いつの間にか季節をカレンダーで感じているような気がします。そのカレンダーで感じた季節から、逆に目に入るものを無意識のうちに制御している。
だから、突然「冷やし中華はじめました」の張り紙が見えるんじゃないか。なんて。
季節が来れば、多くのヒトも茶色の栗が目に入ってくるんでしょうね。
みなさん、ハローです。ホディです。
ジメジメとしたスッキリしない天気が続きます。
やっぱり梅雨だから、こう感じるんですかね。
東京では入梅して以降、太陽はほとんど照らないんですが、うちの畑の野菜はなぜか元気なんですよ。今はミニトマトとナスが続々と。
自然の生命力はすごいですね。
今日も畑の様子を見に行ったら、例によって虫を発見!
「今日の一枚」はカメムシのラブシーンです。
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さて、今日の日経新聞の朝刊に「田舎へ行こうよ オーライ! ニッポン。」という広告が掲載されていました。(38面・社会欄の下段)
「オーライ!ニッポン」とは・・・
「都市と農山漁村を人々が活発に「往来」し、双方の生活文化を楽しむことで、日本が all right (健全)になることを表現したもの」だそうです。
この「オーライ!ニッポン会議」の代表は、養老孟司先生。
今日の日経新聞の広告には、大きな写真とともに養老先生からの呼びかけが載っていました。
都市と田舎の関係は、個人でいうなら、頭と体の関係になります。「心身ともに健康」とよくいいますが、いまの日本は心身の健康が危ぶまれる状態ではないかと思います。頭が先になって、体が衰えているように見えるからです。
つまり、都市ばかりになって、田舎がなくなりました。
オーライ!ニッポン会議が、そうした傾向を変えて、日本を心身ともに健康な国にしてくれることを期待しています。もちろんこれが、口でいうほど簡単なことだと思ってはいません。都市化する傾向は、世界中いたるところで進んでいるからです。これを支えているのは石油エネルギーの巨大な消費です。そこになにか問題があることは、多くの人が気づいていると思います。
ともあれまず身近なところから、都市と田舎の交流を進めようではありませんか。
また、新聞広告では次の4つを「共生・対流という新しいライフスタイル」として推奨していました。
- 親子でわくわく グリーン・ツーリズム夏休みに農作物の収穫や地引網を体験してみよう
- 都市を離れて 農山漁村ぐらし定住・二地域居住を考える人が増えています
- 教育プログラム 滞在型体験学習田舎体験で子ども達の成長にきっと驚くはずです
- 自分で作って収穫 市民農園宿泊のできる滞在型の市民農園も増えています
田舎がなくなってきた・・・
というより、田舎の存在価値が否定されているんでしょう。
都市と田舎、頭と身体。
いつの間にか頭でっかちになっているんですよね。
個人だけでなく多くのコミュニティの「健康」も、頭と身体のバランスからでしょうか。
この「オーライ!ニッポン」、農林水産省をはじめ、多くの官公庁が名を連ねているという点ではどうかな?と感じてしまいます。けれども、興味深いプロジェクトですよね。
特に養老先生の呼びかけには同意です。
All right!
「まず身近な所から」ですね!
【参考】オーライ!ニッポンのサイト:http://www.kyosei-tairyu.jp/
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