考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

政治ではいぶし銀でいい(と思う)

2010-07-13 22:40:13 | 徒然なるままに

参議院選挙が終わりましたね。
何と言ったら良いのか・・・
「政局よりも政策!」と新聞やテレビで目にする機会も多くなるでしょうが、
そもそも政策よりも政局のほうがマスコミ的にはおいしいわけで。
しばらく落ち着きそうにないでしょうかね~

今日、気になったのは・・・当選した谷亮子さんについてのこの記事。

柔道界から谷へ引退勧告!吉村強化委員長「両立できないなら身を引け」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100712-00000289-sph-spo

全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長が、「当選したことで、現役続行は非常に厳しくなる。両立できないなら(一線から)身を引いた方がいい」と言明した。

という内容。

強化委員長も叱咤激励の意味ですよね?

と思うのも、そもそも柔道と国会を両立させてロンドンオリンピックを目指すというのは谷さんのいわば公約であって、全国で35万人もの支持を集めたわけですし、
両立できないことを示すのは、谷選手を倒す選手たちであって、谷選手本人であるわけで、強化委員長の仕事じゃないでしょう。

個人的には政治家・谷亮子さんには、正直、それほど期待するものはなく、
(失礼しました。↑いまのところ。将来は分かりません。)
よってもって、谷さんに投票をすることもなかったんですが、
チャレンジする前から、戦う前からこれはないんではないかと思いました。

そもそもアマチュア選手が前提の競技では、多くのアスリートが仕事と競技の両立を目指している選手も多いわけですし、
比較的メジャーな柔道という競技の世界での、こういうチャレンジはマイナーな競技でプロはありえないスポーツの世界にも光を与えることになると思うんですよね。
そして何より、スポーツ界ではスターの谷選手が、本当に両立の苦労をすること(家庭も含め)で、
きっと多くの人に力を与えてくれると思うんですよね。
逆に途中で投げ出したら、失望だらけになるでしょうから、期待も責任も大きいんだと思います。

強化委員長は、谷選手をさらに柔道家として鍛えることが、そもそもの役目であって、
その谷選手に勝つ選手を育てることが、引退勧告ではないでしょうか。


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