プロ野球の球団削減騒ぎの渦中で誕生した「茨城ゴールデンゴールズ」。
「欽ちゃん球団」として試合には大勢の観客が集まり、プロ野球とは別の方法で野球人気を盛り上げていましたけど・・・解散だとか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060719-00000089-mai-soci
ニュースで萩本欽一さんの涙を見ながら、残念だなと感じています。
解散の原因はメンバーのタレントの不祥事。
そんな必要あるのかな?どこまでやるの?という感もありますけど、最近あまり目にすることのない潔さに感動しています。
連帯責任は近頃は美徳ではないようですけど、欽ちゃんの涙から連帯責任の価値の重さを見直して欲しいとボクは考えています。
みなさん、ハローです。ホディです。
所属のメンバーの不祥事に・・・
即時解雇(正確には専属契約解除?)の所属会社。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060719-00000018-spn-ent
チームの解散を選んだ欽ちゃん球団。
「反省してどこかできちんと仕事をするまで私には責任がある」という欽ちゃんの言葉の温かさの一方、個人に責任をすべて押し付ける企業の冷たさを感じます。実際は所属会社もキチンとフォローするかも知れませんけどね。
内容は全く異なりますけど、パロマの対応と同じにおいがします。
当初の「製品自体に問題はなく、事故は不正改造が原因」という発表。
自らの責任についての「失った信頼を回復するのが役目」というパロマ社長の責任感。
事件はあくまでも個別(個人)の問題であり、組織の責任はありません。
正しいのかもしれませんけど、冷たいですよね。
そもそも犯罪や不祥事の責任がすべて個人にあることなんてあるんでしょうか?
タレントが罪を犯すに至るまでに、周囲はベストを尽くしていたのか・・・何かできることはなかったのか・・・人として、同じコミュニティに所属するものとして言い忘れていたことはなかったのか・・・
直接、間接を問わず、芸能界が犯罪の温床になっているような気もしています。
だからこそ、切り捨てではなく、連帯責任と出直しが必要なのではないでしょうか。
そして、必要なのは復活のチャンス。
もちろんタレントの罪が事実であれば相応の罰を受けなければなりません。同様に、罰の内容や軽重は別として、組織や周囲の人も罰を受けるべき・感じるべきでしょう。でも、復活のチャンスは必要です。
タレントが芸能界で復活することが良いこととは思いませんけど、人生いろいろ、会社もいろいろ・・・欽ちゃんも責任を感じている「反省してどこかできちんと仕事をするまで」周囲がフォローしてあげて欲しいと思います。
そうなったら、欽ちゃん球団も復活して欲しいですね!
個人責任だけが問われる社会は怖いと思います。
前にも同じように連帯責任について書いていますけど、良いことも悪いことも、喜びも苦しみも、組織・チームで共有すべきだと思います。何かあったときは特に個人の責任も組織の責任のひとつとして、包んであげることが必要ではないでしょうか?
彼も調子に乗り過ぎましたね。"極楽"から地獄へ急降下です。まぁ彼の処分はいたしかたないとしても、雇用主たる吉本や相手の女生徒はどう裁かれるのでしょう?犯罪が確定する前に契約解除ってーのもどうにもいただけませんし、17歳にもなれば分別もあるはず…。欽ちゃんも何を反省して解散なのでしょうか?周囲の対応からは「保身」の二文字が透けて見えるような気がしてなりません。
ないでしょうね。けれど個人として責任は取らなければなりません。自分が行った行為に対して言い訳をしても、その行為自体は歴然とした事実だからです。
パロマの問題は製品には欠陥がなかったかもしれないけど、修理をしたところがパロマの関連だし、不正改造に対しての通達はあったのか?何より事故を公表しなかったというのが、犠牲者を増やす結果になってます。企業としての責任逃れはできませんね。
コメントありがとうございます。
欽ちゃん球団、昨日から大きな話題になっていますね。ボクもいろいろ考えさせられています。
続きは今日のブログで(笑)。