いつの間にか夢の中で雨音を聞きながら・・・
朝、クーラーがききすぎた部屋で目覚めたような感覚でした。
まだ梅雨なんですね。
最近はすっかり夏の暑さだったんですけどね。昨日は昼寝をしているときに、いつの間にか部屋の入り口のドアを子どもに閉められていて、汗だくなっていました。クーラーに慣れてしまって忘れがちですけど、窓を開けても風が通らないと暑い、そんな基本的なことを実感しましたヨ。
そして、昨日と今日のこの変化、体調管理も難しいですよね。
みなさん、ハローです。ホディです。
実家のほうは大雨だと夜のニュースで知って電話をしてみましたけど、幸いにもうちは平穏のようです。まだまだ梅雨空は続きそうですけど、ほどほどにして欲しいものです。
さて、今日は久しぶりに読書記録を残しておきます。
少しだけメモ代わりに残しておきますと・・・
アミタイ・エツィオーニ(Amitai Etzioni)さんの書かれた『ネクスト―善き社会への道』。
「コミュニタリアニズム」について、少し勉強できました。リベラリズムとか、保守主義とか、こういう思想的な切り分けには疎いんですけど、この本を読みながら大枠を今更ながら理解しつつあります。
ここで、エツィオーニさんの唱える「コミュニタリアニズム」。
善き社会とは、「人々が互いを道具としてでなく、むしろ目的として扱う社会」。
どうすれば善き社会に向かって進むことができるか・・・
右寄りでも、左寄りでもないアプローチ・・・
キーワードは、
信頼そのものに対する信頼、
強制でなく説得、
柔軟な道徳。
国家と市場とコミュニティの均衡。
という感じでしょうか?
なかなか面白い思想です。
もっと勉強してみたくなりました。
最後にもう少しだけ。
ホークスの王貞治監督の胃の全摘手術、今日、無事に終わったようですね。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060717&a=20060717-00000080-kyodo-spo
モデルの大学は違いますけど、「白い巨塔」を読んだ直後ということもあり、気になっています。
グラウンドで王監督の元気な姿を見たいですよね。
でも、慌てずゆっくり静養していただきたいと思っています。
カントの思想ですね。「他者を手段としてのみならず同時に目的(自由な主体)として扱え」この言葉は重いです。
人は基本的に自分中心で生きているので、普通に他者を道具扱いします。世の中のいろいろな諸問題はこれに起因しているのではないでしょうか。
「己の認識を深めること」こう書いてしまうと簡単ですが、実践はむつかしいです。哲学的なものに触れないと、自分の枠を壊せないような気がします。
柄谷行人の「倫理21」平凡社はお勧めですよ。できるだけやさしく解説してくれてます。
カントの思想だったんですか。不勉強で知りませんでした。そして、本のお薦めありがとうございます。ぜひ読んでみたいと思います。
おっしゃるとおり実践は難しいですよね。
ボクには、こうして考えることくらいしかできない気もしていますけど・・・