「なでしこフィーバー」が続いています。
今週は祝日だった月曜の早朝から、サッカーの日本女子代表のW杯制覇という快挙。
当然と言えば当然なんですが、テレビもネットも大騒ぎ。
何だか余波で可哀想なことになっている選手もいるようですが、グラウンドの中と、外ではいろいろな意味で、別の目で見てほしい。
シンデレラのように、一夜にして環境が一変してしまった彼女たちには、壊れないガラスの靴を履く時間が必要ではないかと。
それにしても、何とか栄誉賞とか、悲願のワールドカップを手に入れたばかりの選手たちを余計な色で汚さないでほしいです。ワールドカップ、金色のメダルで輝いている選手たちには、それ以上の輝きはないわけで、逆に大人の世界の余計な修飾は本当の栄誉を軽んじている気がしてなりません。
何とか栄誉賞は、
この選手たちが引退する際に今このときの興奮と感謝を忘れることなく、花道を飾るため、
あるいは選手たちを育てた子どもの頃の指導者や、
選手に埋もれてしまいがちであり、かつメダルの対象にもならないであろう裏方のスタッフ
を称えるために用意してほしい。
本当の栄誉は、今だけではなく、過去だったり、未来だったり、裏だったり、横だったり・・・
いろいろなところにあるんだと私は思います。
そういう栄誉も見逃さないような社会であってほしい。
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