今日のニュースはやはり朝日新聞の見事なスクープ!
郵便不正の冤罪だけでも感じた検察の闇を、さらに深い闇を感じさせる疑惑・・・
主任検察官による押収資料の改ざん容疑。
検事、押収資料改ざんか 捜査見立て通り、郵便不正事件(朝日新聞) - goo ニュース
当該検察官は、早速逮捕されたようですね。
一連の事件では、自供を強制・誘導される恐怖を周知させることになりましたが、
証拠まで改ざんされる可能性まで恐れないといけないことになろうとは・・・
実に怖い話です。
検察側は早速、当該検察官を逮捕、あわせて?郵便不正で容疑のかかっていた元局長の控訴を断念するということで、何となく個人の犯罪として整理して、この問題自体の幕引きを図っているように感じます。
確かに、人のやることですから過ちがある可能性もあるんですが、、、
気になるのは日経新聞の夕刊にも載っていたこのあたり・・・
弘中惇一郎弁護士の話、
「(改ざんがあったとされる)FDは一番重要な証拠」なのに、「検察側がなぜ証拠申請しないのか引っかかっていた」といい、「検事はこの事件が冤罪だとかなり前から分かっていたのではないか」と批判した。
という、そもそも事件にならなかったものを、ここまで引っ張ってきた疑惑。
そして、朝日新聞の記事にあったこのあたり・・・
取材を受けた地検側が事件の捜査現場を指揮した主任検事(43)から事情を聴いたところ、「誤って書き換えてしまった」と説明したという。しかし、検察関係者は取材に対し「主任検事が一部同僚に『捜査の見立てに合うようにデータを変えた』と話した」としている。
検察組織として、改ざんをしていたことを知っていて隠してきたという疑惑。
あまりにも疑惑の闇が深すぎますよね。
一方で、マスコミは「ヤメ検」のえらい先生方を連れてきて、早くも個人責任論の援護射撃ですよね。
困ったものです。
せっかくなので、ここは朝日新聞にしっかりとがんばってもらうしかないですよね。
これは本当に怖い話だとボクは思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます