雷雨の夜、嵐の夜・・・
参議院選挙の投票が締め切られ、テレビでは各局一斉に出口調査による政党別の獲得議席予想を流しています。
自民党の大敗、民主党の大勝は確実の模様。
自民党の状況は想像以上に厳しいですね、岡山では片山虎之助さんも敗戦の様子ですし、我が故郷、島根も議席確保は難しいでしょうね。四国は全敗だとか。
テレビの解説では、1人区云々と言われていますけど、議席を何とか確保できているのは2人区以上の複数議席区と比例代表がほとんどという中では、完敗なのでしょう。
これが衆議院選挙だったら、前回の民主党以上の敗戦だったのかもしれません。
結果を見れば、自民党、安倍内閣を否定した形となり、
参議院では与野党の議席が逆転することとなります。
これから政局の動きはどうなるのか???
安倍首相は不祥事企業のトップのコメントのような発言を繰り返していますね。
ご本人は「手応えを感じていた」という発言をされていましたけど、この辺の感覚の欠如がこの結果を招いたのではないか、と厳しいことを思ったりします。
今回の選挙で分かったのは、「自民党はぶっ壊れている」という事実。
改革か、逆行か、
自民党、民主党、他の政党も含めて、今後の政治に期待したいと思います。
みなさん、ハローです。ホディです。
今回の選挙も前回の衆議院とは別の意味で「刺客選挙」でしたね。
年金問題から始まって、次から次へと閣僚の不祥事、問題発言・・・
話題の尽きない選挙になりました。
それでも、投票率は50%そこそこくらいになるのでしょうか。
多くの人が他人任せ、、、悲しい民主主義の国ですね。
さて、ボクの小さな一票の話でも少ししておきましょう。
結論から言えば、今回のボクの投票は「非自民党」。
ブログでは少し触れてきたつもりですけど、基本的にはボク自身の考えとしては個々の政策を比べれば比較的に自民党に近いと認識しています。
けれども、どの政党、誰を選んでも結局は100%同じ意見となることはないわけですから。自分なりのポイントで考えた苦渋の選択を投票用紙に記入してきました。
「非自民党」の投票となったボクなりのポイントは以下の三点。
まず、国会運営に対する苦言。
国会は単なる多数決の場ではなく、議論の場だと信じています。
時には強行採決もありでしょうが、仮にも首相自身が「重要法案」と位置づける法案を次々と強行採決するのは、ある意味、議会制民主主義の否定です。
挙句の果てに、選挙前の実績として積み上げたかったのか?国会の延長&投票日の延期という大技を繰り出しての強行採決は最悪でした。
次は与党としての責任の欠如への苦言。
年金問題は確かに安倍内閣の直接の失策ではありません。けれども、長期政権となっている自民党政治、自民党主導の行政の結果です。
野党と同じ視点で行政の一部門を否定することは、ボクには無責任としか感じられません。行政の失策は政治の責任、与党の責任です。自らを反省することしか、次の改革・改善はあり得ないでしょう。
最後に政治への不信。
55年体制は終わったといわれますが、政治は基本的には変わっていないと思います。法を守っているのだから良いだろうと開き直る閣僚、他人の目が意識できない閣僚のことは触れるまでもないのでしょうけど・・・
振り返れば、順調な船出だったはずの安倍内閣の風向きが変わったのは、やはり郵政造反組の復党。これは与党自らが政党政治を否定したことに他なりません。変わったはずの(と思い込んでいた)政治が、やはり単なる数合わせ、権力争いに過ぎなかったことへの失望・・・
やはり力は拮抗することで、相互の牽制になり、相互の監視になる・・・
二党政治が必ずしも良いとは思っていませんが、
与党の固定化は今後は許してはいけない、
そんなことを考えながらの小さな一票です。
明日はどんな朝が来るのか?
もう少し選挙の開票速報を見てから、寝ようと思います。
わたしは「反自民」ではなく「半自民」。
安倍首相は、顔を庶民に向けつつ、既得権者とガッチリ握手していた印象。「二兎を追うもの一兎をも得ず。」になってしまいましたね。
郵政造反組の復党以来、マスコミを敵にまわしたのも大きな敗因。取り巻きにいいように利用されちゃいましたね。一方、小沢党首は体調不良でインタビューにも出てきませんでしたが大丈夫でしょうか??
政権維持にせよ、交代にせよ、一抹の不安が残ります。
やばっ、もう3時過ぎ・・・。
コメント、お久しぶりです。
選挙番組はつい見入ってしまいますね~
ネットサーフィンならぬ、チャンネルサーフィンでボクも結局、二時過ぎまでテレビの前でした
ボクらのような人も多かったでしょうね。
何の意味があるのか分かりませんけど、「当日開票」への疑問が出てこないわけですね~
次、政局はどのように動くのでしょうか???
既得権者の代表者である古い自民党は今回の選挙で完膚なきままにやられてしまいましたからね~
かと言って、次の改革路線のリーダーも見えてこない・・・
政界再編でしょうか?
古い自民党+国民新党、自民党の一部+民主党の一部、民主党の左派+社民+共産、
???
本当の政治は、今の枠組み(これも「戦後レジーム」ですから。)を再構築することから始まるのかもしれません。
安部政権の最後の大仕事は、「政治における戦後レジームからの脱却」で決まりでしょう。小泉さんの正統な後継者として、意志を引き継ぎ、「自民党をぶっ壊す」ことになるのではないか、と感じています。
福祉業界はこれまで自民。当然片山寅さん
でした。
寅さんは人気者で長い間頑張られていました。
良い方です。
しかし、自民さんのやりかたは変だった。
今回は寅さんには悪いが、、でした。(笑)
姫の虎退治・・・
個人的にはこのキャッチフレーズは、下品な気がしています。
ですが、
岡山県民のみなさんは大きな選択をしましたね。
TVタックルではハマコー氏が片山さんだからこそあれだけの国費を岡山に誘導して来れたんだ、という話をされていました。
確かに一理あると思います。
しかしながら、本来的には国政は地元への公共事業や補助金の誘導が責務ではないわけで、特に参議院ではそれ以外の要素が強く求められると思っています。
だからこそ、岡山の動きが注目されたという面も大きいと思いますし、結果としても、全国の多くの人が岡山県民の選択に拍手を贈ったに違いないと思います。
姫井さんは、どうでしょうね?
プロフィールを拝見すると少し不安な気もしますが。
岡山県民の期待にそえるような活躍をボクも期待しています。
そういう時代でないことは、実は地元は知っています。
そして、岡山県は案外県の力はありますから。
国費を貰って優遇されていたとは地元の人は
あまり思っていませんが。(笑)
ハマコーさんは認識不足と思います。
すみません。説明が不十分だったかもしれません。
ハマコー氏が言っていたのは、地方交付税などの話で、どの都道府県にも少なからず投入されています。それを、ありがちな話ですが県民一人当たりの額に直して、ハマコー氏の地元の千葉と片山氏の岡山では岡山のほうが倍になっている、ということを説明されていました。
これを優遇かどうか、という議論はありますが、
おそらく事実だとボクは感じています。
我が故郷、島根はもっともらっているはずですけど
こういう話は、ふるさと納税の話にもつながりますが、
国の税金の配分を県民一人当たりに直して話をするのはどうかと思うんですよね~
そもそも税金は人だけに使われるものではないですし、所得の再分配的な要素の強いものですから・・・
話の真偽はともかく、こういう比較をする都会の人のセンスは疑ってしまいます。
失礼いたしました。
しかし、地元では、今の時代、議員さんが
地元に利益誘導してくれたからと言って
有利になるようなことは無いでしょう。
むしろ、そういうことはして欲しくないと
思います。私の考えは間違っているでしょうが。
地元に利益誘導しても有利になるようなことは無い・・・
国政の議員ですから。本当はそうあって欲しいですよね。
でも、理想と現実は少し違うかもしれません。
そういう点では選挙のあり方ももう少し考える必要があると思うんですけど。肝心の立法府が・・・議員さん自身が既得権者ですから。難しいかもしれません(苦笑)。
憲法改正が気になっていたもので(笑)
実は地元に利益誘導の件ですが
例えば橋を架ける、道路をつくる、箱物をつくる
など多くのケースがありますがこれによって
地元の人が利益を受けます。しかし、利益を受ける
人数は少なく、特定の議員さんや市長さんも
それにあまり踊らされていないようです。
口ではいいますが。
結局、多様化した今の時代、こういう利益誘導に
いつまでも固着する議員さんは時代遅れとなって
いるのでは。(笑)
憲法改正・・・山崎さんのところのコメントを拝見していますよ。
利益誘導・・・
ボクは、小沢さん率いる民主党の勝利はある意味では、利益誘導への回帰的な面もある気がしています。時代遅れなのか?一周してもう一度時代が来たのか???(苦笑)
税金も所得の再分配という面を見れば、それも悪くない気がしていますが。。。
もっとオープンに政策として出してほしいですね。