考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

大企業病を予防せよ?

2006-08-09 23:41:49 | 徒然なるままに

台風が見事に日本の沿岸を描くように進んでいった・・・
四国上陸、いや紀伊半島、東海、東へ東へ。
結局、房総半島脇をすり抜けて三陸沖へ?いよいよ日本から離れてくれるようですね。
日本の海岸が好きな台風だったようです。

そんな台風の脇で、「オシム・ジャパン」の初陣。
トルシエ・ジャパン、ジーコ・ジャパン、そしてオシム・ジャパン。
長嶋ジャパン、王ジャパン。柳本ジャパン・・・
小泉ジャパンとは誰も言わない・・・不思議な冠。まぁ、いいか。

最近はプロ野球のチームにも、原ジャイアンツ、岡田阪神、落合中日・・・
チームは、監督によって違うんでしょうかね。固有名詞を変えて呼ぶくらいの変化があるのか。いつものように「チームとは何か?」を考えさせられます。

話は大きくそれましたけど、サッカー日本代表、勝ったようですね。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/live/jpn_20060809_01.htm
試合は観ていませんけど、新鮮な選手たちががんばって、新しい「ジャパン」を作り上げて欲しいですね。

みなさん、ハローです。ホディです。

さて、朝日新聞のサイトで気になる記事を見つけました。

「大企業病防げ」トヨタが業務一斉点検 全従業員対象
http://www.asahi.com/car/news/NGY200608070012.html

トヨタ自動車は7日、北米セクハラ訴訟(4日に和解)や大量リコールなどの問題が続発していることから、業務の一斉点検に乗り出した。パートや期間従業員を含む全従業員計約8万人(単独ベース)を対象とする異例の規模で、社内の意識を引き締めて足場固めを図るのが狙い。今後は系列の部品メーカーにも広げ、生産拡大で心配される「大企業病」を未然に防ぐ考えだ。
セクハラ訴訟では、原告の社長秘書だった女性が社長以外の社員に相談したとしており、「社内の意思疎通が図れていれば防げた可能性がある」(トヨタ幹部)。リコール続発の一因にも社内の設計部門と生産部門、社外の部品メーカー間の「コミュニケーション不足」が指摘されていた。
「8万人キャンペーン」と題した緊急点検では、円滑な意思疎通ができるよう、共通のチェックシートに従って職場ごとに具体的な改善策を定めるなどして、コミュニケーションの徹底を図る。危機意識を全従業員で共有することで、業務改善を促す仕組みだ。
トヨタは、系列部品メーカーにも渡辺捷昭社長名で危機管理体制の強化を求める文書を送付しており、グループあげて同様の取り組みを進める。

何が気になるって・・・
「8万人の職員が共通のチェックシートを使って緊急点検」、これこそが「大企業病」の顕著な症状だとボクは思うんですよね。
大企業病の定義が「コミュニケーション不足」だとすると、「緊急点検」では解決しないですし、「共通のチェックシート」では円滑な意思疎通は図れない・・・
「緊急点検」は、点検の実施を官僚的・形式的に確認するという宿命から逃れられない。
「共通のチェックシート」は本来必要な自由なコミュニケーションを、「枠にはめた」コミュニケーションに誘導する。
この記事だけ読むと、大企業が陥りがちな負の循環が待っていそうな気がします。
「KAIZEN」のトヨタはこの苦境を乗り切れるか・・・
今後のトヨタに注目です。

ところで、サッカーの陰に隠れて?いよいよジャイアンツ戦が地上波から消え去ろうとしています。今日のスワローズ戦は「フジテレビ デジタルナイターまつり!」。
8チャンネルから退いて、インターネット上での野球中継となりました。
確か1万人限定だとか?アナウンスされていたと思うんですけど、すんなり入れました。
偶然でしょうか?それだけ見る人が少なかったのでしょうか?
どちらにしても、少し画面が小さいのを除けば十分でした。うちはADSLですけど、なかなか快適でした。
何より、試合の途中で中継が終わらずに良かったと思っています。時間さえあれば、試合開始から見れるようですし。強いて言えば、カウントやメンバー表などのタイムリーな情報を見やすく掲載できるとベストですね。(yahooなどの速報サイトのように。)

本音では地上波との並行中継が希望ですけど、CS放送に全面移行することだけは避けて欲しい・・・
ぜひインターネット中継を続けて欲しいと願っています。

 

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