先日、久しぶりに映画を観ました。
観たのは、『天然コケッコー』。
http://www.tenkoke.com/
我が故郷、島根県が運営しているメルマガ「どっと島根」に次のように書かれていたんですよね。
浜田市三隅(みすみ)町ゆかりの漫画家くらもちふさこ氏原作の人気コミック「天然コケッコー」が映画化され、7月28日、東京を皮切りに全国ロードショーが始まります。(監督:山下敦弘、出演:夏帆、岡田将生ほか)
映画の舞台は島根県西部の石見(いわみ)地方。撮影は昨年2006年の夏から秋にかけて行われました。若者達の淡い恋心と石見の美しい風景が、きっと、皆さんの心に切ない思いを抱かせてくれることでしょう。淡い恋心にときめく夏をお過ごしくださいね。
やはり地元の映画ということで、気になって『天然コケッコー』のホームページを眺めていたんですが、写真を見ているだけでジーンと来るものがあるんですよ。
これは、ワシも観に行かないけんと思って、
先日、久しぶりに映画館に行ってきました。
客層は、さすがにワシのようなサラリーマンの男性は見かけませんでしたが、年配の夫婦や、一人で来ている学生風の男性、女性のグループ、そしてカップル・・・思った以上にお客さんも多かったですよ。
さて、映画は・・・
ゆったりと時が流れる
良かった。ホント、良かったと思います。
最近の映画は早いテンポとストーリーの意外さで良し悪しが決まるようなものが多いんですが、そういう映画だけが良いわけではないということを再確認することができると思います。ちょっとした笑いもあったり、青春の酸っぱさを思い出させてくれたりします。
何より映像と音で、見事に日常が描かれていますね。拍手。
※そういう意味では、ホームページで見れる「予告編」は全く映画の良さを出していないです。最近の予告編にありがちな単なるダイジェスト。この予告編で映画に何を期待してもらうかを全く意識できていない愚作(失礼!)ですね。これから映画を見ようと思っている人には見てほしくないものです。なお、「特報」のほうは悪くないです。
田畑、山と海、小学校、無人駅と汽車、
知人ばかりの地域、開け放した家、そして家族・・・
ホームページでは「日本の原風景」と書かれていましたけど、
ボクにとっては、まさに原点なんですよね。忘れそうになっている原点です。
映画館で、ジーっと観ていると何だか清々しく感じられました。
そして、ほっこりとした気分になりました。
暑い夏の温かい映画です。是非、お薦めです。
みなさん、ハローです。ホディです。
タイミング良く、今日の日経夕刊の最終面、文化欄にはこの映画の監督の山下敦弘さんの話が載っていました。
目指すのは「繰り返し見てもらえる映画」だ。「ボク自身、すり込んでいくようにして見た作品がいくつもある。映画自体が持つ空気がいいと何度でも見られるものなんです。」
その監督の言葉通りのものが出来たんではないでしょうか。
地元の出身者としては若干、方言と設定に無理があると感じたところも少しありますが、とても良い空気が流れていたと思います。
もう一度くらい観に行こうと思っています。
感じることもきっと多くあったのでしょうね。
私は故郷も違いますが、観ているうちに
違和感なくどっぷりこの空気に入り込んでしまいました。
コメントありがとうございます。
良い空気が流れていましたね~
多くの人に観てほしい映画です。
こういう形で故郷を観るのも良いものです。
何となく見覚えのある場所もあったんですよね。(気のせいかもしれませんが。)
スクリーンの向こうに感じるものも多かったですよ。
なんとも良い映画と。
チャンスがあれば見てみたいです。
久しぶりに観た映画なんですが、予想以上に良かったですよ。
暑い中、涼しい映画館で観る映画にはピッタリではないかと。最近は暑苦しい映画が多いですから(失礼!)。