「さらりーまん生態学(いきざまがく)」というコラムが、毎週木曜の日経新聞夕刊に連載されています。
昨日(6/30)は、作家の幸田真音さんが書かれていました。
酔っ払いながら夕刊を眺めていたら、いきなり酔いを覚まされるくらいズッシリと印象的な話だったので、今日は幸田さんの話を少し書きますね。
みなさん、ハローです。ホディです。
幸田さんは最近、運動不足の解消のために近所のゴルフ練習場でレッスンを受けているそうです。
その際に、アメリカ人のコーチが最初にした質問が
「あなたのゴールは何ですか」
幸田さんは、どんなゴルファーを目指すか(一年に2~3度ラウンドする程度か、それともシングルプレーヤーを目指すか)ではおのずと教え方が違ってくるからだろうと推測されています。
そして、幸田さんが米銀の現役銀行員時代を思い出されたそうです。(少し引用します。)
年初や、担当業務が変わったとき、あるいは異動で新しいボスが着任してきたときなど、いつもこのセリフを聞かされたものだ。部下がどのような自己目標を設定しているか、知っておくのは上司としての常識というところだろうか。
驚いたのは、若い後輩たちが堂々と抱負を語ることだった。業務上の目標はともかく、人生のゴールに関しては、かなりはっきりとした目的意識を持った者が多かった。
その人たちは「三十五歳で退職し、起業する」とか、「四十歳でリタイアし、ボランティアに生きる」とか、具体的なビジョンを告げたということ。
幸田さんも圧倒されたと書かれています。
自らを振り返ってみると、「あなたのゴールは何ですか」なんて聞かれたことも、聞いたこともないな~
いっしょに仕事をしていると、当たり前のようにビジョンを、価値観を共有した気になっていたのか。
“ゴールを考えること”さえ考えられなかったのか。
ボクの場合は転職がまさに転機だったのか、それともその前から考えていたので転職となったのか、最近は自分のゴールを考えることが多くなっています。
友人に言わせると、「おまえも急に年をとったな。」
ボクもそんな気がします・・・
でも、生きるうえで大切なことだと思うし、会社で働くうえでも大切なことだなと改めて感じました。
幸田さんも書かれていたとおり、“一年に2~3度ラウンドするゴルファー”になるか、“プロゴルファー”になるかでは全くゴルフの学び方も、教え方も変わるわけですし。
でも、自分のゴールはなかなか決まらないんですよね。
決まっているのかも知れないけど、自分が認められない。納得しきれていない。
心の奥底では、「プロ野球選手になりたい!」と思った少年時代の夢がまだ残っている。全く現実的ではないが。
また日本でも有数の経営者になれる気がしている。これも今は現実的ではないが。
つまりは、まだ夢見る子ども。甘ちゃんなんですよネ。。。
恥ずかしながら。
「太陽をめざして放つ矢は、木の梢を狙った矢より高く飛ぶの」
明確な目標を持つとパワフルになるのかもしれない。
幸田さんの書かれた言葉が、ボクを次に駆り立ててくれました。
早く「漠然とした目標」を「明確な目標」に変えて、自分自身の人生のゴールを目指したいと思います。
みなさんのゴールは何ですか?
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