新聞やテレビでは、小沢、小沢と・・・
正直、良いとか悪いとか、そんなことは感じなくて、
小沢さん、民主党、自民党、検察、マスコミ、、、
どっちもどっちだな、とうんざりしています。
権力闘争は仕方がないのでしょうが、どうせやるなら、
もっとキッチリと決着をつけられるようにして欲しいなと。
前回の大久保容疑者(小沢さんの元秘書)の逮捕のときもそうでしたが、
逮捕のときだけ大騒ぎして、、、
結局、何がどうで、どういう悪事があったんだと?
それぞれ、しっかり説明してくれ、、、と思います。
そんなことで、すっかりJAL問題は表から消えて、
株の投機としてだけ妙な盛り上がりになっていますね。
JALの未来はどうなっていくのか?
新幹線も通っていない田舎の人間として、
JALしかない利便性はお金の問題で整理されても困るよな、と思いますが、
困るしかないのが現状で。当然ですが。
がんばって欲しいと願うばかりです。
そんな中、NHKのドラマ「君たちに明日はない」が今日から始まりました。
垣根涼介さんの同名の小説が原作となっているドラマです。
※小説のほうは一度ブログに書きました。
http://blog.goo.ne.jp/hoddy/e/733f9c9cb65833ac312ee4d1339e81f0
内容は「リストラ」。最近の企業情勢ではタイムリーな話題でしょうか。
やっぱり、JAL問題の渦中では、結構シビアな話ですよね。
先ほどまで観ていました。
ドラマ的には、主人公・村上真介(坂口憲二さん)が原作とは違って(!?)
常に真面目で誠実な感じになっていて、
“ノー天気ながらも、本質的には優しい性格”で、えげつない仕事をこなしていく、
という原作の主人公の特徴をすっかり消された感じになっていました。
文字と映像の違いや、言葉の受け止め方の問題もあるので、
単にボクの個人的な感じ方なんでしょうが。
ただし、ドラマ的にはそれもあり!と感じましたし、リストラへの世間の温度感もあって、
NHKとしては、そのくらいのアレンジがないと表現できなかったんでしょうね。
落ち着いた感じの大人のドラマになっています。
どんな風にあと5回つながっていくのか?次も観たいと思います。
このドラマで、主人公の村上真介が勤めるリストラ請負会社の社長・高橋栄一郎(堺正章さん)が真介に、
仕事とは何なのか?それが分かったときにはリストラを前向きに受け止められる、
というような話をされていたシーンがありました。
今、この時代にピッタリな言葉かもしれませんね。
会社も少子(入社減)高齢化が進み、
役職・ポストも、給与なども既得権的に固定化されつつある昨今、
良くも悪くも、正社員になれば会社が無事の間はほぼ安泰。
正社員の枠も派遣社員などの非正規社員に開かれることは少ないわけで。
そもそも日本の雇用自体が既得権化されていますからね。。。
もちろん、終身雇用が悪いわけではないですが。
そして、小沢さんの問題から見え隠れする既得権争いも日本の縮図で、
「リストラクチャリング(Restructuring)」「再構築」が行われないように
力が働いている顕著な姿ですよね?
仕事とは何なのか?
野村監督的に言えば、ボクらは何を残すのか?、
そうした本質的な目標・目的をどう考えたら良いのか・・・
きっと、みんなで、真面目に考える(考えないといけない)時代なんですよね。
君たちにもボクたちにも明日はない、
そんな声が聞こえてこないように、がんばります。
ドラマにですか、見逃したので次はぜひ。
ドラマにですか、見逃したので次はぜひ。
ドラマはドラマで、味がある・・・
と思いたいところですが
今夜は二回目の放送です。
楽しみにしています。
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