マスコミによる仁義なき戦いの演出の中、小沢一家が民主党を離れるという。
先週も書いたが、私は民主党の分党に賛成だ。総選挙で説いた公約を放棄した政党はすでに信を失っている。「信」に比べれば、消費税増税賛成も反対も小さな話であろう。
私は小沢一家には興味は無いが、民主党の信なき独走には多いに異を唱えたい。
決して消費増税先行ではない…野田首相(読売新聞) - goo ニュース
野田首相や民主党の主たる人たちは、消費税増税先行ではないと語るが、だったら自分たちの公約の中で何が先行しているのかを、もっと確かに説明をし、周知するのが政治家の役目ではないか。消費税増税の正当性や小沢一家のことは正直、どうでもよい。
政治の世界、つまり現実の世界では「理論的に正しいことが、必ずしも正しいとは限らない」。
正論を正論と語るだけの青臭い書生は、国会議員には少ししか必要ない。私たちブロガーだけで十分であろう。
報道ステーションでは、民主党の歳入庁政策の迷走を取り上げていた。私が信を託した昔の民主党は公的年金改革をはじめとした確かな社会保障政策があった（と思う）。そして、その背骨は税と社会保険の共通番号であり、国税と社会保険料を併せて徴収する歳入庁であったはずだ。
そもそも今回の消費税の増税で、どれだけ国家財政が安定するのだろうか。
消費税増税も含めた政策選択は、民主党が忌避してきた密室である国会から外に出し、一刻も早い選挙での信任を求めたい。
まさか、総理が、、公約をホゴにして増税
のみに走るとは残念・無念です。
選挙で国民の声を聴いて欲しいものです。
私は民主に入れましたが約束が違うと思って
いますから。残念なんです。
ほんと、同感ですね。
きっと多くの人が同じ気持ちなんでしょう。。。
しかし、民主党は今までの５５年体制とは違うスタンスを、つまり今回のような公約の見直しが必要な場合は必ず選挙で信を問うことを約束して、それを期待された政党だったと・・・
私たちは大きな勘違いをしてしまったわけですね。困ったものです。
まぁ、このおかげで、原発再稼働反対のデモといい、日本の政治も本当の意味で大きな過渡期を迎え、大きな変化を成し遂げるタイミングにもあるようにも思います。
私たちの意思は次の選挙で示しましょう（笑）。