いろいろな意味で落ち着かない一日でした。
外に出る時間もあったのですが、時間に追われ、自分自身の焦燥感に追われる。。。そんな一日。
朝の青空は今日もきれいでした。夜の星空もキチンと見上げました。今日は不思議と星が多く見えました。ということで、ご安心ください。まだまだ、余裕はあるようです。
みなさん、ハローです。ホディです。
落ち着かない一日はボク自身の思考も落ち着かない。何かを考える時間はほとんどないまま、ただ求められるまま、ただ本能で、ただ惰性で動いていましたね。夜見る夢を覚えていないのは夢の中では何かを判断したり考えたりしないからだと、何かで読んだか聞いた覚えがありますけど、今日のボクの記憶も断片的。ということは、ほとんど何も考えていなかったということでしょうか。まさに夢のように過ぎた一日です。
でも、こんな一日もボクの大切な一日。
さて、今日は困ったときの日経新聞。松井秀喜選手の記事がありましたので、紹介します。
今日の記事は「松井秀喜2005年を振り返る」。いつものように朝田武蔵さんが書かれています。朝田さんは良い記事を書かれますよね~。いつも感心します。
気になるコメントを少し引用します。
野球はね、ある意味、頼れるもんがいない。絶対的な存在ってありえない。
(中略)
だから野球って難しい。ほんとに我慢が必要なスポーツです。
当たり前なのかも知れませんけど、日米であれだけの結果を残した松井選手もこんな風に感じているんですね。「絶対的な存在」って実は野球以外でもありえないとボクは思っていまして、自分自身ですら実際は「あやふやな存在」のようなそんな思いも時々しています。
そんなことを考えながら読んでいたら、松井選手のコメントの中にも・・・
本当の松井秀喜っていうのは、自分でも何なのかよく分かってないですよ。
多重人格だと思われるかもしれないけれど、自分でもいろいろな側面の松井秀喜がいると思っている。
でも、それによって、いろいろなバランスを取っているんじゃないかと思っている。
とありました。松井選手の本心はもちろん分かりませんけど、何となく良く分かる気がします。
ボクも今日、たまたま自分のことを説明する機会が二度ありましたけど、コトバで表そうと思えば思うほどコトバにならない。。。「ボクはボクなんですよ!」と説明したい気分でした。そして無理にボク自身をコトバにした結果は、妙に軽いんですよね。しかも自分で言っておきながら、造りモノのような気もしました。
ヒトをコトバで表現できるほどボクには表現力もボキャブラリーもないことを実感しました。難しいですね。
また、先週の水曜の日経新聞(11/2)にも同じ朝田さんが書いた松井選手の記事で月一の「松井秀喜 ドント・ストップ」が掲載されていました。
その記事には・・・
基本は変わらないでしょうね。僕が築き上げてきたものは変わらない。
今年ね、自信満々で臨みましたけど、まだまだ甘いぞ、ということでしょうね。
修行期間を与えられたということ、これからは僕次第です。
なかなか奥の深いコトバですね~。自分の基本、自分が築き上げてきたもの・・・やはり自分自身にしか分からないもので、コトバでは上手く表現できないものなんでしょう。
決して松井選手の力が変わらないという意味ではないんですよね。
インタビューの最後に松井選手が朝田さんに見せたのは“凛とした、ほほ笑み”だったそうです。
結局、ボクらが自分自身をキチンと表現できるのは、コトバではなくて、そんな一瞬の表情なのかもしれません。
報道ステーションでも、松井選手やイチロー選手のインタビューが放送されていました。なかなか面白かったですよ。
井口選手に先を越されたワールドシリーズチャンピオン、「ヤンキースでは何も成し遂げていない」という松井選手、悔しさ丸出しのイチロー選手、ふたりがどれだけ目指していたかがよく伝わってきました。
やはり野球選手の夢なんですね。
来年もみんなガンバレ!
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