不定形な文字が空を這う路地裏

いまはそれだけ



俺になにを期待してるの
君のすさんだ心を
癒すための言葉なんてなにも持っていないよ
君を傷つけるために
吐いた言葉なんて一個も無かったよ
なにを期待してたの、俺を
リタリンの代わりにでもするつもり?
誰の気持ちも判らないよ
俺自身が宙に浮いているのに
俺の行動に
変なレッテルをつけて
いいように解釈しないでよ
なにかを期待して
君を訪ねたわけじゃない
俺に出来ることがあればと
ただ俺に出来ることがもっとあればと思っていただけ
ビスケットが飛び出すポケットの前で
興味津々で待つように
俺が口を開くのを待ってるのは辞めてくれ
イエズスになりたくて、ここに来たわけじゃない
俺は万能じゃないし
むしろ不能に近い
いつでも少し傷を負っていて
そのせいで動かない場所が増える
泣言を言わないのは、ちょっとしたこだわりみたいなものさ
言葉が届かないことが
どんなに哀しいことなのか君は知らないんだろう
俺になにを期待してるの、俺はただの唄うたいだよ
理解なんて求めちゃいない
でも
誤解するくらいの想像力があるのなら
俺のそばに来て見つめてくれ
俺が望むことがあるとすれば
今は

多分それだけ
だけど
君はもう
俺を
切り捨てたのかもな

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