■札幌競馬11R
◾GⅡ 札幌記念
◆能力チェック
①ソーヴァリアント
一昨年のチャレンジCの勝ち方から、これはGⅠを勝てるくらいになった!と、思ったものですが、その後、骨折が判明、約10ヶ月の休養を余儀なくされる。
叩き2戦目のチャレンジCを再び快勝で完全復活と思われたが、続く中山記念を惨敗。
これは元々中山はあまり得意ではない舞台だったので多少なりとも言い訳はできた。
が、前走の鳴尾記念は言い訳のできない敗戦。
正直ここは、半信半疑で重い印はつけられない。
札幌コースを2勝と言っても1.2勝クラスでのもの。
抑えの域を出ない。
②ウインマリリン
ソーヴァリアントを買うなら俄然こちらをおすすめ。
元々、能力が高い馬で、春天5着や牡馬混合GⅡでの勝鞍もあった。
しかし、謎の大敗も多く、2020のエリ女を4着したかと思えば、2021のエリ女は16着と大敗、そして昨年のエリ女では2着となんとも掴みづらい競争成績。
そんなウインマリリンだが、昨年の夏から明らかな成長、馬体重も増えてここが完成形とも思わせる成長をみせている。
1年ぶりに手綱を取る、松岡Jがレーンからの乗り替わりでカギ。
③ウインマイティー
父ゴールドシップの洋芝適性の高さに注目も、やや力不足か。
④シャフリヤール
5歳の夏。クラシックを取れるディープインパクト産駒にとって能力の減退が始まっているのは間違いないはず。
本日のキーマン。
⑤ジャックドール
前走は距離適性の差。
マイルで求められるスピードと中距離で求められるスピードの違いだが、それでも力は、発揮できたと思う。
逃げが1番いいが、番手でも。
アフリカンゴールド、ユニコーンライオンの出方は気になるが、昨年のパンサラッサに比べれば力の差は歴然。スピード能力を最大限に生かし、早めの競馬ならまず、間違いないのではないでしょうか。
⑥ダノンベルーガ
無冠の大器。
3歳時からGⅠ級だが、成長途上でここからが本番というイメージ。
まともなら能力値でここは当然主役級だが、狙いは次の秋天に全力投球のはず。
こなせないことはないが、世間が気になる右回り、コース適性。
これは間違いなく影響がある。
本来なら毎日王冠で確勝だが、余裕を持ったローテーションということでここなのだと思う。
連続騎乗となるモレイラで申し分はないが、上がりがかかる馬場で馬がどこまで対応できるか。
⑦ヤマニンサルバム
スーパーGⅡですから普通に厳しい。
⑧マテンロウレオ
力は想像以上につけている。
末脚勝負型だが、東京コースのように瞬発力勝負は分が悪く、やや時計がかかる方が良い。
ここは思ったよりも人気がないし、意外とやれるのでは?
⑨アフリカンゴールド
この距離でのスピード勝負では厳しい。
⑩トツプナイフ
皐月、ダービーは発馬が悪く後方から。
末脚比べでは見劣るが、着順より悪くなくそこそこにまとめていることには注目。
前に行って粘り込む競馬でなんぼなのでスタート決めて前目の競馬ならしぶとさを発揮できるはず。
1にも2も、発馬次第。
⑪ラーグルフ
この馬なりに成長しているが、対、ヒシイグアスで見ても見劣り感は否めない。
⑫ヒシイグアス
7歳になるが、休み休みでまだまだ衰え感はない。
昨年の大阪杯の後、中山記念を約7ヶ月ぶりで快勝。今年も大阪杯にコマを進めたが、大幅馬体減が響いたか、7着に後退。
本来の走りではなかったので2走ボケかなと。
ここはまた、仕切り直しの一戦で、コースも悪くない気がしますが…。
⑬プログノーシス
シャフリヤールと同じディープインパクト産駒でも、こちらはやはや晩成型ディープインパクト産駒。
コースがコースだけにあまり後ろすぎると届かない恐れはあるが、流石に鞍上にトップジョッキー、見誤ることはないはず。信頼できる人気馬。
⑭イズジョーノキセキ
前走は流石に位置取りが後ろ過ぎた。
ただ、気になるのは、エピファネイア産駒で一気に衰え?なのか年を超えて急激に走らなくなる現象。
この馬も府中牝馬Sでソダシを撃破、続く有馬記念を4着爆走を考えると、その後があまりにもイマイチ。
狙いづらい。
⑮ユニコーンライオン
一昨年の宝塚記念で、あっと言わせたが、その後は能力減退の一途をたどる。流石に。
※こうしてみると、やはり今年も堅そうな一戦。
信頼できる人気馬と危うそうな人気馬の見極め大事。
◎本命
◯対抗
▲単穴
☆☆
馬券の買い方は難しいですが、
◎◯は死角が少なく馬券内は高確率かなと。
☆は大好きな馬ですが、ここは馬券的には抑え、次走に突っ込みたいと思います笑