春日市白水大池公園 星の館

街中にある天文台で星空にとけ込もう

星空は冬から春へ

2020年03月06日 | 星空解説

こんにちは、坂井です。

昨日、施設の点検のために星の館に行ってきました( `ー´)開館再開するときのためにいろいろ修繕やチェックを行っています。

 

さて、今週のイベントは『星空はからへ』ということで、

今日は星空の動きについておはなしを進めていきます(^^♪

 

 

↓↓↓まずはコチラ! 3月6日(金)の午後8時の星空です↓↓↓

南西の空が映し出されていますが、もうコレだけで何の星座がいるか3つ以上わかるひとは立派な星空ファンです(*^-^*)

字が小さすぎて読みにくいですが今夜は午後8時にちょうど南東に月がありますね。

 

 

 

みんなにも分かりやすいように星座線を出してみましょう。

 

\ジャン!!/

たくさんの星座がありますねぇ~。

さすがに星の館スタッフのさかいさんでも、はと座の横のちょうこくぐ座やがか座はパッと出てきませんでした(>_<;)

 

さてさて、本題に入りますが今週は星空にも四季()があって、

冬の星座とか、春の星座って呼ばれて分けられていたりするよ~っておはなしです。

 

 

今日は最初に、

地球自転公転についてカンタンに解説します。

 

 

地球の自転

地球は1日約24時間(正確には23時間56分)で1回転しています。

1日で1回転するから朝が来て、お昼が来て、夕方が来て、夜が来るのです。

 

地球から見ると太陽や月が動いているように見えますが、実際には地球が回転しているからそう見えるんですね!昔の人は『地球が宇宙の中心ですべての天体は地球の周りを回っている(天動説)』と思っていました。

そりゃそうですよね!僕の目からみても地球に住んでいたらそのようにしか見えません(>_<)

地球が太陽の周りを回っている(地動説)、を唱えたコペルニクスやガリレオは本当に偉大です。(はるか昔、紀元前にも地動説を唱えた人が数人いますが)

 

 

本当は昼の空の中にも満天の星があるのですが、太陽の明るさと太陽に照らされて青くなった大気のせいで星は見えません。夜になると太陽の光が当たらず辺りが闇に包まれるので星が見え始める、というわけです。

 

さぁ!地球自転だけをしているのならば、毎日同じ星空が見えるはずです。

しかし、地球は自転と同時に公転もしているのです。

 

地球の公転

地球は1日1回の自転をしながら、太陽の周りを約365日かけて1回転しています。

1日に約1°(分度器の約1°分)動いて、365日でだいたい360°、つまり1周、って感じです。

なのでだいたい3ヶ月で90°(下の図)

 

 

ざっくりだけどだいたいこんな感じ。わかるかな?

 

 

はい!本日はひとまず地球は自転と公転をしているよ!自転?公転?って何?

という疑問を解き明かしたところで終わっておきましょう!

 

では、また明日♪

 

 

さかい

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