こんにちは、さかいです( ^^) _旦~~
曇りや雨の日が続きますねぇ…。
天文台で働いていて、お仕事的には開館日はずっと晴れていて欲しいですが
、個人的に雨の音が好きです。しとしとと降る雨の音、土砂降りの雨の音。
なんだか癒されます。
僕がうお座生まれだからでしょうか?( `ー´)ノ
この雨が続く時期に、星空の四季は一気に動きます。
いや、ウソです。
星空が一気に動くのではなく、星空を見られる日が少なすぎて、次の晴れの日に一気に動いているように見えちゃうだけです(*^-^*)
さて、星空の動きを解説するのにちょっと時間を巻き戻します…。。。
↑↑↑2020年3月20日(土) 21時の星空↑↑↑
だいたい3ヶ月の前の夜9時の星空です。
今日はわかりやすいようにひとつの星座にしぼって見ていきます。
3ヶ月前、東の空からは『おとめ座』が上がってきています。
僕が小学生の頃には「男なのにおとめ座」ということにコンプレックスを抱いている友達が数人いたのを覚えています。
僕よりちょっと年上の人たちは某少年漫画のおかげで『おとめ座生まれ』は神がかってカッコイイと憧れの誕生星座だったとか!
春にはそんなおとめ座がようやく東の空から上がってきた、といった感じでした。
しかし、今は…
おろ…!?
おとめ座どこ行った??
ここにいました!!
3月には東の空から出てきたところだったおとめ座は、6月現在には南を少し超えて西に傾こうとしています。
同じ時間に毎日星空を観察しても、1日約1度ずつ東から西へと動いていきます。
1日たった1度でも、1ヶ月で30度。3ヶ月で90度も動くのです。
地球は太陽の周りを1年かけて約360度(一周)まわっているわけですね~。
春の星座が西の空に傾いた代わりに、
夏の星座が東の空からのぼってきています。
夏の星座の代表といえば…
さそり座でしょうか!
いや!夏の大三角!という方もいるでしょう(*´Д`)
星の館でも夏の大三角を案内する方が多いかな。
気が付けば夜9時にはさそり座が東の空から上がってきています。
そしてきっと9月ごろには南から西に傾いてゆくのです。
星座を覚えて、季節の移り変わりを星空で感じるのも風情がありますよ(*´Д`)☆
さかい
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