今月は星の館はお休みです。
本来今週の星の館のイベントは
「おまたせ土星」
星の館でトップ3に入る人気イベント。
このイベントの時は、
望遠鏡に並ぶお客さんの土星待ちの列ができます。
さて、そんな人気の土星について
皆さんはどれくらいご存知ですか?
現在、土星は18時半頃、東の空から昇ってきます。
20時頃には空も暗くなり、南東の空に見やすい位置に昇っています。
この土星、星の館の望遠鏡で見てみると…
【↑ 2012年土星】
リングまでハッキリ見えます。
望遠鏡で見た時、みなさんに注目して欲しいのは環(リング)にある黒い線です。
これ、実はリングの隙間なんですよ。
カッシーニの隙間(すきま)と呼ばれ、
気象条件が良い時に見ることができます。
また、土星の見え方は毎年変化します。
【↑ 2016年土星】
【↑ 2021年土星】
太陽の周りをまわっている(公転)地球や土星は
その位置により、見える環の角度が変わってきます。
今年はどんな姿が楽しめるでしょう。
土星の最大の特徴ともいえる環は
一体なんでできているのでしょう?
答えは「氷の粒」です。
望遠鏡で見ても粒々を見ることはできませんが、
実際はたくさんの氷の粒が環を作っています。
星の館では11月上旬まで望遠鏡で案内します。
今はまだ、星の館で見ることはできませんが、
まずは皆さんの目で探してみてください。
よっしー
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