春日市白水大池公園 星の館

街中にある天文台で星空にとけ込もう

木星を望遠鏡で見ると…

2021年08月27日 | 天文台

こんにちは、さかいです((+_+))

 

なかなか謎の長雨を抜け出せず、曇りや雨の日が多いですね。

しかし雲間から見える木星はとても明るく『はやくわたしを望遠鏡で見てくれ!』と言っているような気がします♪

 

 

 

そんな木星は8月27日現在、東の空(東南東の空)にひときわ明るく輝いています。

まわりのどの星よりも明るく輝いているので、あなたが星座を探したりできなくてもすぐに見つかるはずです!

 

金星と間違われることも多いくらいの明るさですが、この時間に東の空にあるのは木星です( *´艸`)

 

 

木星を早く大型望遠鏡で見たいですよね(>_<)休館中でご不便おかけしております。

 

 

 

 

星の館の大型望遠鏡で天体撮影すると木星はこんな感じです。

 

↑星の館ボランティア ゾズマさん 撮影(2018年8月)

 

おぉぉ~、しま模様がある!

 

そうなんです!木星にはしま模様があるんです!!

混ぜる前のカフェオレみたいですよね(*^-^*)

 

 

 

そして…

ちょっと写真を明るくすると…

 

 

 

よく見ると、木星の周りに小さな光る点があるのが分かりますか?

 

これは木星の衛星です。(地球には月という衛星がひとつありますね)

 

 

これはガリレオ衛星と呼ばれる木星を回るとくに明るい(大きい)衛星で本来4つ見えます。

おそらくこの写真では1つは木星の裏側に隠れちゃってるようですね。

 

 

かつて宇宙の中心は『地球』ですべては地球を中心に回っていると信じ、だれも疑っていない時代。

あのガリレオ・ガリレイさんが天体望遠鏡で観察をしていた時に「木星の周りに星が回っている=地球を中心に回っていない」ということに気が付き、

宇宙(太陽系)の中心は『太陽』である[地動説]への確信をより深めたと言われています。

 

 

このガリレイ衛星、たしかに1時間くらい観察していると少しずつ動いているのが分かります。

そして見る日によって見える場所や個数が変わるのでとても観察し甲斐があります(*^-^*)

 

 

 

11月頃まで大型望遠鏡でご覧いただけますので、開館再開したらぜひぜひ自分の目で見に来てみてください♪

 

 

さかい

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