草庵の記

弓部大動脈、腹部大動脈、腸骨動脈、冠動脈にステント11本。
私の体はサイボーグ

心変わりしないでね

2019-02-28 18:47:19 | 循環器内科検査

2014年2月26日のまとめ

さて、諸々のショックからようやく立ち直り
愚だ愚だ日記をまとめなければ。。


レントゲン結果 →→ 異常なし

血液検査結果 →→→ 前回より症状が進んだのは
         腎臓、肝臓、コレステロール値、尿酸値

超音波検査結果 →→ 若干の弱った箇所はあるものの大丈夫な範囲(心臓)
心電図計測結果 →→ 良くもないが変化もない。

昨年のカテーテル検査による血管の詰まりは、
右側のバイパス血管は完全閉鎖。後は下に細い血管。(側副血行路)

左側の懸念される詰まりは高等度(問題が無い状態ではない)
この部位にステントグラフト内挿術を受けることになりました。

左端の血管は詰まりは50%なのでまだ問題はないので
今回はステント内挿入無し。


昨年の外科による動脈瘤の検査結果(CT検査)
 腹部大動脈に27mm 程度の瘤の再発。
 足(右足)といっても下腹部辺りに 24mm 程度の瘤が再発。
この瘤の成長は手術が必要となるまでにはかなりの時間的余裕があるそうだ。


私が最も恐れていた足の切断に関しては心配は無用だそうだ。
足の動脈瘤が破裂すると急激な血圧低下により絶命するそうだ。

今ある動悸は血管の問題ではなく、
心臓の期外収縮の影響であろうということでした。


経緯上、もうお断りもできないし、苦しさに耐えかねて少しでも楽になれば…
手術の後遺症が原因であれば今の苦痛が回復されることはありませんが、
やはり、一縷の望みを託して、ステントを内挿しようと考えます。


ドクターが最後に

「お試し終了まで心変わりしないでね^^」と。。

多分大丈夫でしょう。一旦決めると度胸の座る性格だから…

ああ、そして5月にはまた外科の動脈瘤検査を受けます。
いよいよ医者と縁が切れなくなりました。。


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そんなに喜ばないで

2019-02-28 18:16:35 | 循環器内科検査

2014年2月25日記録


今日は心血専門病院に相談に行って参りました。
いつもの定期検査を兼ねて、腹部、及び
足の動脈瘤についての相談です。

まず、最近の症状を伝え、検査に廻りました。
レントゲン、採血、超音波、心電図でした。

どれも然程悪い状態ではないけれど少しずつ…。
採血では high の数が倍の8個に増えました。
low は以前と同じ数でした。

低いのは「善玉コレステロール」のみ。。
コレステロール値からあれこれ数字が高くなっていました。
はい、水準オーバーです。

こうして内臓に負担をかけながら合併症が出てくるのでしょうね。
今のところ大したことはないと言われながら徐々に…。


さて、今日の相談事は動脈瘤と冠動脈の詰まりの
ステント手術が可能であるかということでした。

冠動脈の詰まりと、動脈瘤の手術を同時には不可能です。
というお答えでした。
(ただし、双方がステント術であれば可能)



で、先生は私が冠動脈の血管の詰まりにステントグラフトを
ようやくやる気になりましたかとにっこり。
(いえ、そこまで前向きではない)


前回のカテーテル検査の動画がPC画面に映し出され
この部分が細くなって、ここも、ここもと
指摘していただくのですが…
大したことなさそうな雰囲気?

しかもステントグラフトを内挿したからといって、
現在の苦痛が全て緩和されるとは限りません。
他の原因による苦痛が考えられますから…


あれだけ大きな手術をした、その後遺症の苦しみなのかもしれない。
以前から今すぐどうということはありませんと何度か仰っていました。

ということはステントグラフトを内挿する必要がないということでしょうか?

先生が仰るには動脈瘤が大きくなるにはまだまだ相当の時間が掛ります。
だそうで、これ(瘤)を処置するのはずいぶん先のことになりそうです。


カテーテルにてステントグラフト内挿することのリスクが大事です。
プラビックスに加えてバイアスピリンという薬が加わります。
これも強い薬で以前から服用したことのある薬です。

これはステントを内挿すると生涯飲み続けなければなりません。

そして、動脈瘤が開腹手術となった場合、薬を止められないので
かなり難しい手術になります。
何しろ血液さらさらの薬ですから……


しか~し、ブログを見ると皆さま、ワーファリンなど血液さらさらにする薬を
服用しながら何度も手術を受けていらっしゃるではありませんか。
(気にすることないんじゃないかなあ?)

もし、バイアスピリンの所為で動脈瘤の手術ができないとなれば
そのときは覚悟して破裂による最期でも良いかもね。
選択の余地はどこにも残されないという境涯に立つのも良いんじゃないか?


とりあえず、今のあまりに激しい苦痛から逃れたい気持ちもある。


私はステントを入れないで心筋梗塞を待っているのです。

先生は言いました。

薬は飲んでいます?

はい、この薬を飲まないと脳梗塞が待ちます。
家族にこれ以上の負担はかけられませんから。

先生は、
「そうですね。でも、これだけしっかり薬を飲んでいると
 心筋梗塞」なんてあり得ません!
 絶対心筋梗塞にはなりませんよ!」


っ! ショック。



人の死に場所を探すのは難しいものですね。
家族の為に脳梗塞は避けたい。
薬を止めれば早いでしょう。
飲まないわけにはいかない。

家族は家族が倒れれば救急車を呼ぶ。
呼んだら最後医療に関わる。
医師は絶対に患者を救命する。

例え、脳梗塞で植物状態になっても必死に救命する。

患者の意思はどこにもありません。


先生が言いました。
血液検査の結果も大したことはありませんし、
ただ、コレステロールが高めなのと
善玉が少なく、悪玉が多いのが気になるのですょ。

放置するとどうなるんでしょう?

最後に「心筋梗塞」です!



医者はすかさず言いました。
空蝉さん、そんなに喜ばないで
そんなに嬉しそうな顔をしないでください。

え? 私そんなに嬉しそうな顔をしたかな?
きっとカッと眼を開き、 ←こんな嬉しそうな顔をしたかも?


やっと死に場所が見つかった。
私はずっとコレステロールが高かった。
悪玉ばかりで善玉が少なかった。

最後は心筋梗塞で逝けるかも??

もうこれ再発を繰り返すしかない病気、、
で、衰弱が徐々に進んで2~3度目の手術時に終息するという…
皆さまのブログを拝見しながら知りました。


でもね、それを待つ時間は本当に長く感じられます。
しんどいです。


そう、ステント入れても元には戻れない可能性が高い。
それでも一縷の望みを託してみようかと思うほど
最近の苦痛は並大抵ではなくなってきた。。

とりあえずお試し期間バイアスピリンを服用し、
採血で異常が無ければ手術を受け入れようかと思います。
種々のリスクを知った上で…「3人に一人は…」の話も伺っています。

それはそれで悔いなく過ごしたいものです。。


ちなみに足の切断なんてありませんよ!

そう、痛み始めて医者に行けば切断しないで治療できるしね。

そして、足の瘤の破裂が命取りになることもありますと仰っていました。

このドクターはこちらの質問に的確に応えてくださるので分かりやすいです。


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検査結果

2019-02-27 21:16:22 | 循環器内科検査

以下 2013年9月12日記録


な、な、な、なんと!!!
人間の体の凄さを知りました。


そして、術後短期間に右のバイパス血管が閉塞してしまったようで
2年後やっとバイパスの血管が消えたことが発覚しました。

つまり以前以上に厳しい状況になったということです。
心臓に栄養を送る冠動脈はボロボロの2本だけということになったのです。



もう心身への苦痛は表現できないほどでした。

勿論日常の活動もどんどん制約され、散歩にも行けない状態です。

料理も無理、何とかしんどさを抱えながら出来るのは掃除関係のみ。。


自分の中では全ての血管が閉塞するのを待つ…死を待つ状態でした。
それにしては少々元気でしたが( 一一)


あまりの苦痛がつづき、死も訪れないなら少しでも楽になるかもしれない
ステントを留置しようか?

しかしながらこれには更に強い薬を服用しなければならないリスクがあります。
それも生涯に亘り……と確か医師団は言った!


で、昨日のカテーテル検査、普通の人は20~30分程度で済むところ
私の場合1時間半かかりました。

先生が空蝉さんの血管は細くてやっぱり難しいよ!
と嘆いていらっしゃいました。


でも、どうでしょう?

バイパスに使った血管が100%閉塞したのですが、、
側副血行路という新しい血管が出現していたのです。
この血管はすごく細い血管でしたが心臓に栄養を与えようと
必死に働いていました。


心と裏腹に体は生きるためにせっせと前に進んでいたのです。
凄いことですねえ!
人間の体の生命力は凄いものですね。。

そして、最近NHKの「芽かぶ」の威力が血栓を溶かすという番組。

これを見てお試しに、芽かぶ以上に強力な宮古島産の「乾燥太もずく」を
食べ続けてみました。

ぶっ、甲状腺機能低下症になっているとも知らず。

答えは左冠動脈の回旋枝の75%のつまりが
50%になっていたのには驚きました。

中等度ということは50%ぐらいということですよね。


つまり、この血管の詰まりは食事療法でステントを挿入せずとも
治癒できる可能性があるということですよね。


この後は「たまねぎ氷」を作って、もずく(フコダイン)と
一緒に頑張って食べると血管の詰まりは全て消えるかもしれません?
あり得る話でしょう!?

虚血性心疾患の方、動脈硬化、脳梗塞、高血圧の方には朗報ですよね。
バセドウ甲状腺機能低下症の人に海草はダメですね。


まあ、科学的に絶対というのではありませんが、

試されてはいかがでしょう!?

薬だけを頼まなくとも、自らの努力も大切だと思いました。


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カテーテル検査室で

2019-02-27 20:57:02 | 循環器内科検査

以下 2013年9月9日記録

カテーテル室

行くときは部屋まで看護師さんの案内で歩いていく。
部屋に入ると細長いベッドが用意されている。
部屋はひんやりと室温がかなり低い。

2段の踏み台があって、そこに昇りベッドに座り横になる。

「寒いですか」
「はい、冷え症なので寒いです」
1枚タオルケットをかけてもらい

「どうですか?」
「まだ寒いです」
「じゃあ、湯たんぽをしましょうね」
「腰の辺りに湯たんぽをおいてくれた」

「どうですか?」
「足の先が寒いです」

「じゃあ、湯たんぽを足元にもっていきましょうね」
「はい」暖かくなりました。

「これで大丈夫ですか?」
「まだ足元が少し寒いです」

さて、私は何枚タオルケットをかけていただいたか?

恐らく3枚掛けていただいたような記憶が…


準備万端、先生がなかなかお越しにならない。
(閉所恐怖症な私、先生 早く来てくらはい)


10分くらい経過したころにお見えになり、施術が始まった。

麻酔の注射が何本か打たれた。
チクチクする。
それでも去年の血管痛からするとただチクっとするだけ。


行きます!
カテーテルが入っていくのがよく分かる。

うわ、また抜くのか?
また挿入するのか?

これの繰り返し……

人工血管に入りにくいのかな?
何か困っていらっしゃるのか?
カテーテルの出し入れが忙しく繰り返される。

1時間が過ぎた頃(時計がないので腹時計)
不安になってきた。

右腕でダメなので足からします。
とか、肘からやります。。
なんて、昨年と同じコースになるのではないか?
何か不安が大きくて精神的バランスが崩れてきた

「大丈夫ですか?」助手さんが耳元で大きな声で尋ねてくださる。
「何か、精神的にちょっと苦しいです。」
「もう少しですからがんばってね!」

そんなこと言ったってトイレ行きたくなったよお~
今日は尿道カテーテルを頼んでいたけれど…
看護師さんがあれは痛むから尿取りパットにしましょうと2度も提案。
そうかな? そうしようかな?
結局尿取りパットを装着して長時間体制を作ったのだ。

案の定長くなってオシッコしたくなった。点滴されてるしね。。

でも、でもね、先生の施術してるすぐ前でオシッコなんてできないよね。
それでもすっきりしたほうが良いよね!?
オシッコ頑張ろうと思っても腹圧が掛らない。
できない 頑張ってもできるものでない

看護師さんが同情して次回からは尿道カテーテルにしましょうね。。

半端無い寒さの中で先生やスタッフの皆さまは冷えがこないのかな?

私の人工血管置換術なんて10時間。
しかも私の体温は25度まで下げてほぼ遺体( 一一)

そんな手術室で先生方は膀胱炎とかならないのかしら?
交代でお手洗いくらいは行けるのでしょうけど!?
この寒さお体に障るよね。。?

そんなことを考えながら、ふうふう苦しんでいると…
先生が何か私に仰っている。

私は放射線を浴びるので補聴器を外している。
「先生のお話聞こえません」
助手さんがすぐ耳元に来て…
「病田さん、大きい息をしないようにしてください。
 先生のカテーテルが震えるて検査ができないそうです」

「は~い」
息苦しくて窒息しそうで大きい息をしていたのです。
腹式呼吸です。

でも排尿感に悩まされながらも、
精神的に限界の不快感に悩まされながら
小さい息に切り替えて…半泣き状態。

先生が何かおっしゃって、助手の方が確か
「終わりましたよ」
と聞こえた。

「終わったのですね^^」確認した。
助手の二人に抱えられながらよろよろと施術台から降りた~~~


部屋に戻る前にお手洗いに立ち寄った

至福ぅ


可哀想にトイレが至福なんて……可哀想。


松茸の土瓶蒸しなどをいただくことのほうがよほど至福でないか??
あまりに昔のことで松茸の味さえ忘れた。。。

ま、とにかくカテーテル室はあまり良くない!
帰宅後のアレルギー反応もあったし。。もう受けたくない!
先生も細すぎる私の血管のカテーテル検査はもうしたくないと思う!?


この検査は日帰りコースでした。

9月に入って変わったことは掛かりつけ内科医で
薬がジェネリック医薬品に変えられた。


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死亡率3人に一人

2019-02-26 22:07:01 | 循環器内科検査

以下 2013年1月15日記録



今日は5か月ぶりに心血専門病院に行ってきました。
紹介状を持って早く着いたので待合室の椅子に腰かけたと同時に呼ばれました。

1番~♪

最近の様子を訊かれ、伝え、検査に入りました。
採血、超音波、心電図、レントゲンの順番でした。。

結果、、
大した進行はありませんでした。

が、血圧上昇があったため、心臓への負担がかかり、
心臓の壁が少し厚くなっていました。
弁が緩んで少量の血液の逆流がみられました。

が、いずれも今すぐどうという症状ではありません。
(あっ、どこかで聞いたような?「ただちには」)

肝臓も、心臓(心不全)も少しずつ悪化しているものの…
今のところ大丈夫。。


現在の苦痛は明らかに右冠動脈の100%の詰まりからくるものだそうです。
血管が詰まるということはそういう症状が出るということだそうです。

これの改善の方法としてドリルで削って数多くのステントの挿入。
78%の左冠動脈も同様にステントの挿入。


ステントを挿入した場合、

バイアスピリンとプラビックスと同様の血液さらさらにする
2種類の薬を現在量に加えて飲み続けることが必要だそうです。

薬の副作用だけでも恐い私に医師が伝えたこと…

「ステントで3人に1人は亡くなるんですよね」

ぐえ~っ!!! う、うそお~!?

ゆ、言うか、患者に


ステント挿入した。
薬が合わなかった。
止めれば血栓が出来、色んな重篤な症状が出る。

脳梗塞、肺梗塞、足の血栓、
当然、ステントの部位が閉塞してしまう等々。

薬に苦しみ、止めるわけにはいかない。
薬の副作用で死亡!

ぎゃあああ!


心血外科の医師がステントを止めたのはこういうリスクを
考慮してのことだったようだ。

って、私が拒否したんだったワ。


だから循環器内科の医師もお勧めではないようだ。

当然、私も拒否しました。

そんな恐ろしい目に合うくらいなら死んだほうが増し!

あら、放っておいても待っているのは死だったわ



では、心筋梗塞を覚悟の私は、それがいつか訊いた。

100%の詰まりの血管はもう何も悪さはしない。
78%の詰まりの血管もなかなか心筋梗塞は起こさない。
あなたのケースの場合はじわじわです!

が~~~ん


私は更にさらに苦しみが待っているらしい。。
それも長期に亘って……

あは、あは、あはは。


そして、その苦痛を緩和するために、
プラビックスの他にさらに血液サラサラにする薬を加えましょうか??

うへ、とんでもありません。薬はもう良いです

そして、全てを拒絶した私は半年後検診ということで
解放していただいた。


先生は消化器内科の医師は今後どうすると言われました?

あ、一年後に検査と仰いました。

ちょうど良い、そのときに一緒に検査しましょ^^
8月にね^^


わ、私もう消化器内科は放置しようと思っていたのに…

ゲッ

半年後行くか、行かないか……少し考えてみようと思う。。



これから先、このブログを書き続けることが出来るだろうか!?!?!?


※ アハハ、書いてる、書いてる。何年も、何年も。
  他にすることないんだもんね。


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ステント留置術拒否

2019-02-25 18:17:03 | 循環器内科検査

以下 2012年9月4日記録


今日はバイアスピリンお試しの効果の報告とその後の方針を決める日
受付で採血が入っているか聞くと、入っていないと言われました。
以前、手術後にワーファリンが肝臓の数値を上げ、
続いて服用したバイアスピリンも肝臓の数値を下げるに至りませんでした。

だから今回、バイアスピリンが肝臓に影響しないか知りたいと思いました。


担当医師に早々に呼ばれました。
そのことを告げ、採血に回していただきました。
今日は患者数が多く、採血は25人待ちでした。

呼ばれたのは10分後でしたが、データが出るまでに1時間掛りました。
循環器内科に呼ばれたのは既に11時を回っていました。

バイアスピリンは肝臓数値を上げてはいませんでした。

【結論】

「で、どうしますか?」医師

しません!」私

しませんとはカテーテルステント留置術を受けないということです。
一旦ステントを挿入することによってバイアスピリンを
一生飲み続けないといけないのです。

※ 後にステント留置したけど半年でバイアスピリンは服用なしとなりました。

しかも、前回の医師の話では私の血管の詰まりはかなり進んでいるものの
急を要するようなものではないと聞きました。

この間から恐い思いをして何かの処置を受ける度にリスクを背負うことに
疲れ果てました。

もうこれ以上のリスクを背負いたくありません。。


今回の試験的試みは救急車で搬送されたとき、
ステントを入れられるか否かを知るための
転ばぬ先の杖用と試していただきました。

右の冠動脈の全閉塞に関してはカテーテルでできるところまでは
削ってみようと思っています。。
と医師が仰っていましたが、それによるリスクは脳梗塞?


先生も同情的で今のあなたの苦痛をステントで緩和される保証はありませんし、
今すぐに心筋梗塞につながる状況でもありませんが…

あなたの血管のつまりはじわじわと緩やかに詰まっていくタイプですね。

「先生がもうダメだからステント挿入しましょう!
と仰ったときに施術していただくということで」

手を打ちました。

「次の検査は一年後で良いですか?」私

「3カ月後にしましょう」医師

ええっ? そんなに早く??
私の大きな誤算でした。。。。。。。。。むむむ。

疲れました!



アハハ、この頃の私は勇ましいですねえ。
今の私は加齢し、体力も抵抗力も落ち、医師に抵抗する
元気はありません。医師の仰るがままに



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カテ検2時間の格闘顛末記

2019-02-24 15:55:08 | 循環器内科検査

以下 2012年6月21日記録


8時よりずい分早く病院に到着したが既に玄関は開けてくれていた。
通常の受診患者の受け付けは8時から。
私たち日帰りカテーテル検査の患者は別の待合で待った
患者は多く待合の長椅子は全て埋まった。

病室に案内され病院の寝具に着替え、別室で説明を受け、
病室で順番を待った。

意外に早く呼ばれ、慌ててトイレに駆け込んだ。
歩いて検査室に行き、検査室の予備室の柔らかいソファに案内された。
名前を呼ばれ点滴の針を刺し乳酸リンゲン液の点滴を装着し
車椅子で検査室に呼ばれるのを待った。

呼ばれて「トイレは大丈夫ですか?」
さっき病室で終えたばかりだから大丈夫よと思ってそのまま検査室へ。

予め医師より私の場合は弓部大動脈瘤が人工血管のため時間が掛ることを
聞かされていたので頭に1時間を予定していた。

それでも冷え症でトイレの近かった私は不安が大きいので、
亡き母が病気のときだけ使用していたオシメパンツを装着していた。
これでトイレに行きたいからと不安を覚えることもない。
ばっちり! 戦場に向かったのでした。


検査室の気温はぐんと低く、冷蔵庫の中のようだった。
前回の入院のときに既に体験していたので別段驚くこともなかった。

局部麻酔の注射が痛い この程度我慢も楽勝。

次にカテーテルが入ってくる…イッタア! 我慢、忍

わ、イ、イ、イタイ
わあ、腕が痛いわ、重だるいわ、抜けそうに重だるいぃぃぃ!
我慢、忍! 我慢、忍! 我慢、忍!
 
なんか、頸椎症のときの腕の重だるさに似てると思った。
耐えがたい苦痛。。

じっと耐えること小一時間。
まだ終わらないの~?

あ、先生が私のお腹に重さはないが軽い器具というか?
何か置いてる。
あ、先生の手というか、体が私のお腹を支えるするかのように当たる。

わ、私の膀胱に響くのよね( 一一)
や、止めていただけませんかしら…心の中で思う。
でも、きっともうすぐ終わるから尿意も我慢、忍!!!

透明ビニールの衝立を引いて(多分これ飛散する血液除け)
ドクターが仰った。


「え~、空蝉さん、左手首からカテーテルが人工血管を通りません。
 あまりに人工血管が屈折していて無理なんです!」

「は、はい」私

「で、今度は右手首から試そうと思います。
 それが駄目なら足の動脈からやります。
 その時は今日は帰れません」

「はい、そのときは個室に移して下さい」意味不明な私

看護師さんが「大丈夫?」
「あ、駄目です。トイレに行きたいです」私
「あ、トイレは今絶対に行けません!」看護師
「ええっ」私
「あ、あのう、一応オシメは装着してるんですけど…
 オシメに小水の体験が無いのでそれできません」必死な私。笑

「こうなったら尿道に管をいれましょうか」看護師二人で相談。
「あ、それが良いです」喜ぶ私。

消毒の上、尿道留置カテーテルを挿入。イタ。
最初は残尿感があるが時間の経過とともにすっきりするものである。
私は尿道留置カテーテルを挿入したため、下着は左半分は露出したまま。
冷えないようにバスタオルを2枚かけていただいて…


恥も外聞もあったものではない
バスタオルの下はあられもない格好。
尿道留置カテーテルを装着の際はドクターと言えども侵入禁止状態に
してくださった(笑

再び右手首に痛いところ、重だるいところから再開。
2時間は本当に辛かった、精神的にもうダメという瞬間が何度もあった。
が、気功の真似ごと、ヨガの瞑想の真似ごと、
リラックスさせるべく必死に呼吸を整える。



ようやく終わった。
あまりに長かったので治療までしていただいてるのだろうか?
そうではなかった。

最後にドクターの手術着、ゴム手袋(?)は私の血液が飛散して汚れていた。
どうもありがとうございました。

看護師さんが二人で私のパンツ、レギンス、寝具を着せてくださった。
車椅子で病室に帰った。
他の患者さんは全員とっくに帰っていた。

つ、疲れた。


造影剤は人の倍以上使ったのでしっかり水分を摂って、オシッコで流してください。
3日は体に残っていますから。これは一人分の分量を使用した場合。
私は2人分くらい体に入れたので6日くらい掛るんだろうか??


左腕はパンパンに腫れていたが今日に至ってはかなり腫れが引いた
右腕はさほどの内出血もなく、いくらか増しだ。痛い。。。

写真は醜いので割愛。

最初は圧迫ベルトで出血を防ぐ。
時間ごとに様子見をして何CCかずつ抜いていく。
3時ごろ全ての空気が抜かれ、ドクターが最後に貼ったのはカットバンだった。


半日入院のお会計の清算を終え3時半ごろ帰宅を許された。


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右冠動脈完全狭窄

2019-02-24 15:41:59 | 循環器内科検査

以下 2012年6月21日記録


2012-06-21 16:50:00 | 循環器内科検査

冠動脈の狭窄状況図



右の冠動脈はほとんど閉塞して全く機能していませんでした。
2年半前にしたバイパスの血管は完全に閉塞。
これがいつから始まったのか?

「バイパス術の詰まりは縫合一つなんですよ」

つまり縫合ミスということを暗に示唆されたようです。

 え~、患者にそんなこと言っていいのかなあ?
 でも、私はこの件に関しては黙っていよう。
 戦っても閉塞した血管は二度と元に戻せない。
 手術の方法もないし、ステント留置も不可能。
 放置するしかないそうです。


昨年5月の定期検査でこの苦しさを訴え続けたが
単純CTの撮影ではこの様子は出ない。
だから私の精神的な症状であると診断されてしまった。

このとき、この苦痛がまた延々原因の分からぬまま続くことに絶望した。

今年も同様の検査で外科的には何の問題もない検査結果だった。
が、2本の左冠動脈の狭窄が残っていたので循環器内科に回していただいた。

それが功を奏してこの驚がく的事実が判明した。
バイパスに使用された血管は動脈ではなく、左足の膝下の静脈。
左冠動脈のバイパス術も予定されていたが、
とにかく弓部大動脈瘤が大変な手術だけに時間の余裕が無い。

そこで1本だけ、しかも静脈の血管を使用すると決定され手術が始まった。
あれから2年半…この苦痛からいうと昨年は既に閉塞していたように思われる。
最初から一度も呼吸が楽なときはなかった。
術後瞬時に詰まった!


今回は右冠動脈に少しだけ残った高度狭窄箇所にステントを入れるか否か
医師団で検討してくださるそうだ。

左冠動脈の回旋枝は高度閉塞なのでこの部分はステント。
左前下行枝の狭窄は中等度なので放置しましょうと医師の診断だった。


ステントを入れるということは金属という異物が血管に入るということ
そこで、新しい薬が必要となる。

その薬が私の胃腸に耐えられるか、別の検査が必要となるそうだ。
そこで胃腸の内視鏡検査ということになりました。


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大部屋初体験

2019-02-24 15:27:40 | 循環器内科検査

以下 2012年6月21日記録


案内された病室は
カテーテル検査を受ける患者用の部屋が用意されていた。

この病院では一番病床数の多い4人部屋、
着替え時以外にはカーテンは締めてはならないルール。

全員同年輩(!?)
皆さんヘアカラーで若々しいので私が一番年輩に見える?

私の日頃は引きこもり生活。
生の世間話はこんな機会でもない限り滅多に出来ない。
お喋り好きな私は大いに喜ぶ。

2時間に亘る苦行を終えて病室に戻り少し休養した後は
目いっぱいの世間話。

世間話をしている間にも

頻繁に看護師が止血圧迫ベルトの空気を抜きに来たり、
体温を測定したり、血圧を測定したり、
栄養士が栄養指導、食事制限の話に来たり、
薬剤師が薬の話に来たり…忙しい。

もう時間が経過したのでどんな話をしたか……!? 記憶に薄くなる。

4人のうちの3人まではイニシャルが I さん、偶然^^
早島というところからお見えになった、以後早島さん
「まあ、若い頃は亭主元気で留守が良いだったのに、、今は神さまに見える」
うんうん納得。
幸いにもここは旦那さまが全員揃っていらっしゃって。。

病気の話、日常の話、食事の話を言いたい放題。
旦那さま方は温和しく寡黙。
病気の女性陣はガハガハ、ワハワハ。

左隣りの女性は静かな方でほとんどお喋りをなさらない。
お具合悪いのかもしれない。
3人で盛り上がってしまった。

病状的には私が一番先が無く、ひどい状態であった。

「空蝉さんはどうしてそんなに笑顔が良いの?
そんなに絶望的な症状だのに…何故??」

早島さんと、もうお一人は善通寺からお越しの仮称善通寺さんに聞かれた。

だって~、こんなお喋りできるの何年ぶりかしらん?
私、引きこもり生活だから人さまと話す機会ないし。。。
と思ったがまさかね、それは言えないので…

「例え、肉体が病気でも心(たましい)は病魔に侵されないよね。
肉体とたましいは別物でしょ。いつまでも、いつでも笑顔をしていたいよね」
「あなたクリスチャン? 何か宗教でも?」
「いいえ、私の宗教は強いて言うならお天道様かな」


楽しい時間はあっと言う間に終わった。
止血圧迫ベルトの空気は全て抜かれ3人は日帰りを許可された

隣の方だけ1泊入院なさるそうだ
全員でお隣さんに「お大事になさってくださいね」と別れを告げた。

病院で合うことは余り好い事でないので
「お大事に、お元気で」と散っていきました。。

私の症状は絶望的でも…
空元気。

検査風景、検査内容はつづく。


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同意書

2019-02-24 15:12:56 | 循環器内科検査

以下 2012年6月19日記録


心臓カテーテル検査

日帰り入院ではありますが無事帰れることを祈り!?
同意書やら入院申込書などの書類にサインしました。

あ、同意書ねぇ( 一一)
心臓カテーテル検査(造影剤使用)

サインの前にもう一度確認

もう、笑うしかないでしょう

「検査による重度の合併症」

・アレルギー性ショック
・急性心筋梗塞
・急性心不全
・急性脳梗塞
・急性静脈瘤
・重度の不整脈
・カテーテルによる穿孔(血管損傷による出血)
・心タンポナーデ

他いろいろ無数に。。

急性と勝手につけましたが正しい表記は忘れました

前回は微熱で終わりましたが……
今回は如何に?


同意書のサインは…
ネットのソフトをインストールする際の
同意書にYESをクリックするようなものかも?

□ 内容を理解しました。その上で □ 同意します。


これにチェック入れるしかないでしょ

あ~はは、わはは~ ハアッ。


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