草庵の記

弓部大動脈、腹部大動脈、腸骨動脈、冠動脈にステント11本。
私の体はサイボーグ

ツッコミ

2019-03-20 22:21:55 | 心臓血管外科検査

昨日のカテーテル治療のリスクで思い出しました。

2009年、弓部大動脈瘤破裂の兆しと宣告され、
手術を待つ間にも破裂しうる可能性が高いと
申し渡されました。

カテーテル検査が必要であるも血栓が飛び
脳梗塞を発症する可能性大なので検査不可能。

執刀医の宣告どおり、同年12月30日声が全く
発せられなくなり、家族のごり押しで緊急外来
を訪れ即入院となり、開けて正月4日突如、
カテーテル検査をやりますということで、説明
会に家族同伴で出ました。

初めての説明でリスクが多く、私は質問を繰り
返しました。正月早々に集まるこの人たちの
入院、カテ検査は緊急を要する人ばかりと
思われました。が、誰もツッコミを入れません。

よく不安じゃないこと、何故この大きなリスク
一つひとつに理解が出来ているのか?皆さん
ご家族も含めて寡黙。これ同意書が必要なんです。

こんな恐ろしいものに同意しなければ破裂する
わけで私は一つひとつ理解しないと前に進めない。
まあ、理解してもどうしようもないのではあり
ますが……。

「私は、カテ検査は脳梗塞の危険が極めて高いの
ですが、それでも検査を受けなければいけないの
でしょうか、脳梗塞を起こしたらどうするんですか」

なんて訊いてみたんですよ。

「左腕から検査するので大丈夫でしょう」
本当に、本当か?と思いながら何事もなく終わり
ました。脳梗塞は回避できました。

後日、執刀医があなたの場合、カテ検査もできま
せんしと仰り、いえ、カテ検査は終わりました。
医師は驚いていましたが、手術の参考になるので
ほっとなさっていました。

この辺り、縦横の連絡不行き届き?
脳梗塞を起こしたら手術延期で破裂してた?
もう笑える話ですよね。


その次(術後4年)からは薬もしっかり服用して
いたのでカテーテル検査はそれほど怖くもなく
なりました。


今回は薬を中止するので相当に危険を伴うと
思います。5月の検査でさらに3cmに近づいて
いたら手術ということになります。
まだ成長が未熟でしたら半年なり、1年なり
このままの苦痛で延期です。

私の動脈瘤は嚢状動脈瘤で、しかも限局的で
難しそうです。血管が丸く膨らむのでなく、
血管の横にプワッと膨らむタイプの動脈瘤です。
ステント挿入すると萎むのかな?

タイムアウトの場合、手術は6月であるとか、7月
というスケジュールになると思います。

受けなければ破裂、吐血、下血、悶絶、激烈が
並びます。


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