草庵の記

弓部大動脈、腹部大動脈、腸骨動脈、冠動脈にステント11本。
私の体はサイボーグ

カテーテル治療のリスク

2019-03-19 21:07:20 | 心臓血管外科検査

ふとしたことから5月半ばの血管外科の定期検査を
思い起こした。ここで足部への大動脈瘤が3cmまで
成長していたら、手術を受けなければならない。

一応はカテーテルによるステントグラフト3本の
留置となります。腹部と左右の足部の3か所同時。

私の血管の劣化は他を見ないほど激しく、医師
泣かせの細い血管であり、課題が大きい。そして、
鼠径部の切開があるので今服用している抗凝血剤、
抗血小板剤は中止となる。

前回の人工血管置換術と異なるのは全身の血管を
抜き取ることもなく、心臓を止めることもない。
つまりは血栓が飛ぶ可能性が高くなる。

カテーテル治療のリスクの梗塞がどこで起こるか
分からない状況が生まれる。脳梗塞、肺梗塞、腎
梗塞等の発症の危険をはらんでいる。

ということはそれらが原因で今の体にさえ戻れな
い、しかも意識清明なんて体になる可能性を
否定できない。つまり麻痺の上、寝たきり。


のほほんな私は血管の劣化が激しいから天まで
直行コースではなかろうかと期待までした。今の
苦痛から解放されるような予感がしたのだ。


カテーテル検査、あるいは治療の際のリスクは
凄まじいものではありますが、確率的には非常に
低く、いつも気にしないで受けていました。

しかし、今回は、臍下を何センチか切開しそこから
大動脈にカテーテルを挿入という手術だからいつも
の動脈から直接カテーテル挿入とは差異がある。

終われると期待するのはあまりに浅慮であった。
さらに恐ろしい結果が待っている可能性はより
大きかった。それほどのリスクを背負うならいっそ
破裂してしまえ!と願ってしまいます。

他にもいくつものリスクはありますが、梗塞ばかり
が頭をよぎります。

あと2か月足らずで私の運命はまた変えられてしま
うかもしれない。



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