環境問題についての勉強と実践を重ねている「環境ネットむろらん」の7月例会が行われ、例会担当者のスピーチで「我が家の環境家計簿」と題した話がありました。環境ネットのメンバーは日頃から環境家計簿の有効性を訴えており、実践に向けた啓発活動にも力を入れています。今回の発表は2007年からのデータを詳細に分析し、各年度と比較したCO2削減実績や削減額などを含め、家族構成・住居環境・ライフスタイルなどから比較検討し、各エネルギー源のランニングコスト及び無駄の洗い出しから節約方法まで幅広く検証しています。そして、総合評価として、①、家庭の消費エネルギーは、住宅の断熱構造・立地条件・消費エネルギー区分・家族構成・勤務形態等によって大きく異なる。②、CO2排出計数の大きい灯油の代替として都市ガス(天然ガス)に転換した例では削減効果が顕著である。③、住む人の温暖化防止に対する意識を変えることにより、より削減が可能になる。④、ライフスタイルの変更も重要な課題である。とし、できない理由を並べるよりも、先ず環境家計簿をつけてみようと結んでいます。徒然日記をご覧の皆さんも、是非、環境家計簿をつけてお宅のCO2排出量を調べてください。そして、CO2を削減することにより、家計の無駄をなくし家計を節約する方策を見つけてください。それが地球温暖化の防止や環境保全につながります。
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