最近は世界各国で極端な意見や言動が、もてはやされる傾向にあります。
政治や経済状況が不安定化すると、国民の不平不満が一見して分かりやすく、
受け入れやすい方向へ流れることは歴史が証明しています。
しかし、政治家はポピュリズムに流されることなく、
国のために大所高所から判断ができるかどうかが問われています。
でも、今の政治には包容力がかけていると言わざるを得ません。
違う意見や見解を許さず、弾圧すらする傾向が色濃く表れています。
少数意見を尊重しつつ、批判にも謙虚に耳を傾ける度量が試されています。
本当に必要な案件は、丁寧に説明を重ね、時間をかけて理解を得る努力が求められます。
民主主義で結論を出すには、ある程度時間がかかります。
トップダウンというと、何か聞こえは良いですが、政治の世界では
独裁政治の危険性が漂います。
「決める政治」対「決められない政治」の構図は、あまり良い表現ではありません。
野党も、反対のために反対するのではなく、建設的な議論を戦わせる責任があります。
政権与党が出す法案に反対であれば、当然自分たちはこうしますという対案を示さなければ
国民に選択肢を示すことはできません。
政策論議を置き去りにしての、烏合の衆では国民に対して責任を果たすことはできません。
自分たちが責任をもって、このような日本を創るという明確な指針を示すべきです。
国があっての国民ではなく、国民があっての国作りですから・・・・。
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