今日、札幌で学校担当保護司の研修会が行われ、各地域での取り組み状況について意見交換をしました。この中でちょっと違和感を覚えたのが、学校との連携についての入り口部分、つまり何を目的に学校と連携するのかというところです。保護司の仕事の大きな部分は、事件を起こした少年の立ち直りを支えることですが、それとともに非行や犯罪に手を染めることが無いように予防活動を行うことも重要な仕事になっています。つまり、学校との連携は健全育成の観点からの取り組みが重要と考えています。保護司はどんな仕事をしてどんな役割を担っているのかを理解してもらうことも必要ですが、それよりも地域の中の一員として非行や犯罪防止に重点を置いて活動することが、学校との連携で求められる事だと思っています。保護司が学校と連携してやるべきことは子ども達を地域とともに暖かく見守ることです。そして、不幸にして道を誤ってしまった子ども達を地域社会に戻す手助けをすることです。
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