第44回から第47回 筆談援助者勉強会in大阪 にむけて
2011年から始まった大阪のOneDay勉強会も40回を超えました。
筆談へ関心を持ってくださっている方々の参加のおかげで続いています。
実体験のお手伝いをしてくださるユーザーさん(筆談を日常生活で生かしている)がいてくださる事が、大いなる力になっています。
音声言語でのコミュニケーションが苦手な方の「切なる想い」や、年齢にふさわしい実は「当たり前の願い」が、勉強会で表現されることで、改めて支援の方向に気づかされます。
支援者・教育関係者さんは、普段サポートされている利用者さんや生徒さんの突飛!?な行動やフリーズする姿から、ご本人の『気持ちに添う』とは、一体どういうことなのかと苦慮されていらっしゃる方もあると思います。
その返信!のひとつがここにあります。
WITHコロナで、人と人が触れ合うチャンスが、減っています。
触れて感じる事の大切さは、小さな子どもの子育て時期のみならず、人として生きていくとても大切な営みと考えます。
去年、「アクセスバーズ・脳の断捨離!?」という技法を、私は学びました。
その時「身体は触れられるのが好きです。触れられたがっています」と言われました。
うなずいている自分がいました。
では、一触即発の方に易々と触れるとどうでしょう。
「触られるのが嫌いなんだ」とか「感覚過敏だから」という理由付けで、遠巻きに見ているだけになってしまいそうだし、その人ひとりで行動変容できる方法を待つことになるでしょう。
なんと寂しいことか。
私達は、経験の中でやりたくはないけど身についてしまった拒否の姿と捉えられたらと思うのです。
その方が、触れることで気持ちが浮き上がってくるとしたら、どんな気持ちにも「優劣やいいわるいはない」と、そのまま受け止められたら、その方にとって有り難いことです。
この自己肯定が人として、本来の自分を取り戻していくと考えています。
私達の筆談は、触れていることで伝わってくる何かを、共に共有しようとしています。
何かわからなくても、何かザワザワしたりウキウキしたりの感情は伝わります。そこから始めると、相手を深く知っていけると思うのです。
筆談勉強会では、文字として思いを書けることにこしたことはなくても、一緒にその場で感じて「ここに居る」安心感や自己承認感の体験を大切にします。
それは、より穏やかに生きるエネルギーになるでしょう。
是非 一緒に学びましょう。
経験豊かな学び続ける参加者と全くの初心者の参加者が共に体験しあいます。
そこに体験をサポートしてくれるユーザーさん(筆談で家族や周囲の方達とやりとりしている児者)も登場して、実際の経験ができます。
日程等は変更があるかもしれません、必ず申し込みをして参加してください。
また、感染防止の対策は、会として行なっています。さらに、ご自身で十分ご留意準備くださいませ。
HP筆談援助の会 http://hitsudan-enjo.com/
開催日:2023年3月11日(土) 6月10日(土) 9月16日(土) 12月2日(土) 2024年3月3日(日)
時 間:10時から16時(1時間昼休憩含む)
場 所:大阪市城東区成育1-6-9 成育コミュニティーホール2階JR野江駅・京阪野江駅より徒歩5分
参加費:5,000円(当日支払)
申込み:七野 友子 7tomoko@ezweb.ne.jp 090-2040-0028(留守電)
備 考: 動きやすい服装・会場でお弁当可・近くにコンビニあり・託児なし
申し込み 年 月 日(土)参加予定
名前(読み仮名)
職種(所属)
所属地域(自宅または職場)
メール(ショートメール可)
当日連絡が付く、電話またはメール
申し込みの意図(筆談の経験とこの勉強会で得たい事)
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