ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

施設の夕涼み会

2024-10-22 17:30:59 | 日記

   

亡き従兄の連れ合いさんが入居している施設から夕涼み会のご案内を頂き、参加してきました。10月も半ばを過ぎた頃の夕涼み会?とも思わないでもありませんが、まあ名目は何であれ、施設に入居している皆様のお楽しみ、猛暑の中よりはましかなあ?

でも、運悪く悪天候、小雨降る中での開催は、ちょっと寒くて、最初の内は「寒い!」という声も聞こえていましたが、そのうち雨が止んだころからは、少し寒さも和らいできていました。職員やボランティアの皆さまが一生懸命準備をして取り組んでいらっしゃって、日頃のお世話も合わせて感謝です。

感謝の気持ちであることには変わりないのですが、あえて言わせていただけば、改善点も多々あるのではないかと思いました。一番思ったのは、家族の方が来られていない方のことです。身体の不自由な方は職員さんがフォローしておられたようですが、そうでない方でご家族が来られていない方は、屋台での買い物などそばにいる人が気付いてあげない限り、座ったままでお気の毒な感じでした。私のそばに居られた方は、お世話させて頂きましたが、他の皆さん大丈夫だったかしら?

事情をよく分からないままでの意見ですが、例えば家族が来られないかたはあらかじめわかっていると思うので、一つのグループとしてまとめて職員さんがお世話するのはどうかしら?的外れだったらごめんなさいですが。

苦言を言わせてもらいましたが、最後の抽選会では、3等が当たり、加湿器を頂きました。くじ運の悪い私が当たってびっくりでした。


さすがに疲れた

2024-10-21 09:03:06 | 日記

我家のお墓を管理してくれているお寺さんから「お墓掃除をしてください」というお手紙が届きました。

夫の実家のお墓は田舎にあり、管理していた義兄夫婦が亡くなってからは二男である夫が掃除やお参りに行っています。(ちなみに私の実家のお墓は数年前弟と相談して墓終いをしました)

我家は、かなり前に墓地を購入しお墓を建てたのですが、誰も入ることなく今に至っています。たまに夫が掃除にだけ行っていたのですが、しばらく行っていなかったのです。ご丁寧に草ぼうぼうの写真を同封しての催促でした。誰も入っていないお墓でも、草ぼうぼうになれば周囲のお墓に迷惑になります。あわてて二人で掃除に行き、1時間ばかりかけてきれいにしました。

年齢を考えて、それでよせば良かったのかもしれませんが、続いて空き家になっている義兄の家の西条柿を採りに行きました。2時間ばかり二人で奮闘して288個採りました。昨年は100個もなかったけど大粒、今年は数は3倍もあったけどそのぶん小粒。

家に帰って、一人で、きれいに洗い、テーブルの上に広げて乾かし、ピーラーで皮を剥き、ひもに吊るし、カビが生えないように、大なべに沸かした熱湯で消毒・・・そこまでは、私の仕事。

2階の窓に干し場を作り、ぶら下げるのは夫の仕事。ちょっと不格好ですが、これでカビがこないで、美味しい干し柿ができるのを祈りましょう。

それにしても、ああ疲れた! 腕も痛くて湿布薬のお世話に(涙)


自由に描いて自由になる絵画教室―テーマは実りの秋

2024-10-20 19:26:05 | 日記

しばらくブログをアップしていなかった間に色々なことがありました。またおいおいにアップしていきたいと思いますが、まずは最新の出来事から。

先月お休みした「自由に描いて自由になる絵画教室」。今回のテーマは「実りの秋」で、綿の実、ザクロ、柿、柚子、アケビ、花茄子、枯れたアジサイなど、どれを描こうかと迷う程の素材を準備してくださっていました。

その中から、綿の実の面白さに惹かれ描き始めたのですが、なんか気に入らない。実や茎の形の捉え方の甘さというかまずさに原因があると先生の御指摘の的確さに感嘆!そして、何とかまとまりました。

時間があったので、描いた次の2点はイマイチです。

   

イマイチでも何でも、自由に描くというのは、私にとっては難しいけど、楽しくもあります。それに他の皆様の作品の自分にはない感性に触れられるのも楽しい。「どれも正解」という先生のご指導もうれしく、楽しい時間です。


京山公民館文化祭搬入

2024-10-11 19:35:10 | 日記

今日は、京山公民館の文化祭の搬入日でした。明日12日(土)~13日(日)<最終日は15時まで>開催です。

 

日本画「遊」クラブの皆さん15人が一人1点出品しています。和気あいあいと日本画を楽しく描いている日頃の成果をご覧いただければうれしく存じます。額縁にアクリルが入っているため、照明などが映っている点と、少々ピンボケ気味なのをお許しいただいて、皆さんの作品を紹介します。

 


名残り花

2024-10-10 10:18:45 | 日記

「名残り花」というと、普通は桜のことを言うらしいけど、朝夕冷気を増している庭の片隅で細々とちょっと儚げに咲いている白花の桔梗を見ているとそんな言葉が浮かんできた。花の盛りはとっくに終わっているが、思い出したように一輪、その花が終わったころにまた一輪と咲く。花の命を惜しんでいるようだ。盛りの頃のような瑞々しさや勢いはないけれど、けなげで清らかだ。


before after

2024-10-08 08:34:31 | 日記

after          before

絹本で制作中の牡丹です。前回アップした時は、裏彩色でとてもいい雰囲気が出てきたので(といっても師のご指導によるものですが)、下手に彩色して失敗するのが怖くてしばらく眺めていました。昨日、意を決して花とつぼみに胡粉で彩色してみました。その他はさわっていないのに違って見えるのは、写真の撮り方のせいです。背景にほどこした裏彩色の微妙な色が見えないのが残念です。

この牡丹は、半田山植物園の鳳丹白という種類の牡丹を写生したものを構成しました。何度か写生に通ったのですが、春の風に揺らぐ白い牡丹が美しく感動して描いたので、その雰囲気が出せればいいのですが・・・

まだまだですね。

 

描きあがったら軸装する予定です。

 


ワイエス展を観に行った

2024-10-06 09:10:57 | 日記

   

大山崎山荘美術館で開催中のアンドリュー・ワイエス展を観に行きました。考えてみるのに、県外の美術展へ行くのは久しぶりです。行きたい美術展はたくさんあったのですが、いろいろな事情から控えていました。

ワイエスは本当に好きで、影響を少なからず受けているのに、今まで画集だけでしか見ていませんでしたので、どうしても見たかったのです。

大山崎山荘美術館は、以前「花の文化史」の社外講座ツアーで行ったことがありましたが、一人でJRを使って行くのは初めて、どういうルートで行くのがいいか、検討するところから始めなければなりませんでした。

安く行くのでしたら、在来線で乗り換えながら行くのがいいけれど、疲れや時間を考慮して、新大阪経由京都線で行くことにしました。

JR山崎駅に着くと、無料送迎バスがあるということだったけれど、乗り場が見当たりません。同じく美術館目当ての人が数人ウロウロ。電話でタクシーを呼んでいる人が「一緒に呼んであげましょうか」と言って下さったけれど、どうも出払っていて来てくれない様子。徒歩で10分くらいということなので、歩こうかと思案しながらウロウロしていると、駅横のトイレの前に美術館の送迎バスと書いた10人乗りぐらいの車が来て停まった。何故か既にほぼ満員。「乗れますか?」と聞くと「どうぞ」という答え。後ろのほうに二人分の空席があり、私に続いて男性が一人乗りこんできて、出発。美術館までは、徒歩10分といっても、ほぼ坂道、私の足では倍以上かかりそうなので、やれやれ。しかし、帰りは送迎バスは休憩中(12:00~13:40)だったので、下り坂でもあるし歩いたが、帽子も日傘も無く暑かった。若ければ、難なく歩けると思うけど、やっぱり年を取るって悲しい。

何か余分の前置きが長くなったけど、ワイエスの本物は素晴らしかった。やっぱり行って良かった。ただ田舎の風景とそこにつましく生きる人々を描いただけではない、対象の本質を見据えた、驚くべき描写力に感動するのだと思う。

作品集を売っていたので、高かったが迷わず購入した。表紙の絵はワイエスの二男を描いたもので、以前県立図書館で借りたものに似ていたので、同じものかと思ったが、より充実した内容で同じものではなかった。

 


白花ヒガンバナの写生(その2)とムカデ

2024-10-04 09:17:37 | 日記

花の時期は忙しい。白花ヒガンバナは、前夜からの雨で倒れてしまっていた。一輪だけ切って花瓶に挿し写生した。殆ど咲ききってしまっていたが、一本だけつぼみがあったので、それも描いた。もうこれが最後だ。

若い時は「あれをしながら、これをする」「これをしながら、それもする」という「ながら仕事」は得意とするところだった。しかし最近では何か一つ大事なことを忘れてしまったり、大きな失敗をしでかしたりすることの何と多いこと。やっぱり歳は正直だ。

昨夜キッチンで寝る前の薬を飲んでいた夫が大声をあげたので、何事かと飛び上がった。キッチンのテーブルのしたに大きなムカデがいたのだ。これ以上ないというほど巨大で体は黒々、うごめく足は毒々しく赤く、不気味だ。夫が直ちに火ばさみで捕まえ処分して一件落着。(写真を撮る余裕はなかった)

山が近い我が家では、過去何度もムカデのお出ましがあったが、夫が「こんな大きなムカデが家の中にいたのは初めてだ」と言ったのには、????    え?何度も見たでしょ?・・・こんなことも増えた(涙)

 


「緋」78号発行

2024-10-03 08:15:16 | 日記

随筆集「緋」は、年4回(3・6・9・12月)発行なので、発行月になると、いつも無事に原稿が届くだろうかと案じるようになりました。99歳、91歳、82歳の3人のグループです。以前は、もっと人数が多かったのですが、だんだん減って、とうとう3人になってしまいました。今回お一人の原稿が遅れていたので、恐る恐るお電話をすると、「忘れていた」とのことで、あわてて送ってくださり、10月に入って発行ということになったものの、無事発行できました。

 

表紙は相変わらず私の絵です。発行当初は、描きためてある写生の中から選んでいました。そのうち、この表紙絵のために新たに描くようになりましたが、忙しい時には負担になることもあり、ふと思いついて、「自由に描いて自由になる絵画教室」で描いた半抽象画の中から選んでみると好評だったので、それ以来こんな感じで続いています。

 

いつまで続くか心もとなくなりましたが、とりあえず80号を目標に頑張りたいと思います。


白花ヒガンバナを写生

2024-10-02 21:10:35 | 日記

花の写生は、急ぎます。うかうかしていたら、花の時期は終わっています。だんだん根気が無くなって、間に休憩を入れながら、やっと2輪描きました。薄く着色しているけれど、写真に撮ったらあんまりわかりません。