友人にお世話頂き、久しぶりのこんぴら歌舞伎。お席は何と二列目のほぼ真ん中のマス席。膝に不安がある私は、マス席に長時間耐えられるか心配でしたが、座椅子がありお互いに融通しあって足を伸ばすこともでき助かりました。
出し物は初めて見る演目で、「伊賀越道中双六の沼津」と舞踊「羽衣」。中村鴈治郎、松本幸四郎など中村一門の芸を堪能しました。羽衣では染五郎の若々しい美しさに、雀右衛門の宙づり(羽衣が天に帰る場面)もあり見どころ十分でした。
お芝居の「沼津」では、予備知識がなかったので、人間関係がちょっとわかりづらく、帰宅してネットで調べて納得しました。(しかし、歌舞伎は筋書きだけでみたら、現代と価値観も違うので面白くありませんよね)
琴平の駅から金丸座までの道中は、桜が満開、ところによれば散り始め、少し肌寒いながら良い御天気、帰りに名物のうどんを食べて、楽しい一日でした。