部屋の片づけをしていると、いろいろなものが出て来る。思わぬところから大学の彫塑のスクーリングで制作した粘土で作った作品の写真が出て来て、懐かしく思わず見入ってしまった。
学籍番号の順で2人一組になり相手の首から上の像を作成した。私とペアになった方は若くてかわいいお嬢さんだったけど、何だか私のようなお婆さんと組になってお気の毒な気持ちがしたものだ。
この写真は、はっきりとは覚えていないがほぼ完成した時点のものだと思う。ごらんのとおり右側のが私の作品で、左側がその彼女の作品。当時は、申し訳なさが先にたって冷静に見ることができていなかったが、今改めて眺めてみると、彼女の作品の方が数段に優れていることがわかる。表情に動きがあり、私の顔の特徴を見事にとらえている。それに比べて、私の作品は生真面目で、面白味がちっともない(涙)
日本画だけでなく、いろいろなジャンルの制作にわずかながらでも触れられた経験は、今では貴重だったなあとしみじみ思う。こうしていると、片付けはなかなか進まない(笑)
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