缶詰が好きです

以前のプロバイダーが閉鎖になるので、Gooブログに引っ越してきた、缶詰が好きな、ダメ料理人のブログです。

SPCスパゲッティーの缶詰

2022年07月28日 | ノンジャンル
「SPCスパゲッティー」  その他の缶詰
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オーストラリアのSPCのスパゲッティーの缶詰です。

スパゲッティーの缶詰・・・すでに嫌な予感がしている方も多いと思いますが・・・予感は的中します

開缶
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スパゲッティーの匂いじゃない匂いがしますね・・・なんの匂い?

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原材料はパスタ(デュラムセモリナ粉ではなく、普通の小麦粉製)トマトピューレ・水・塩・キャノーラ油・スパイス・砂糖・コーンスターチのようなもの・・・であります。
化学調味料や防腐剤・保存剤みたいな食品添加物等は使われいないみたいです。流石缶詰!

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ダイレクションにはソース鍋で弱火で掻き回しながら温めろと書いてあります。
又電子レンジもOKだとも書いてあります。
往時を偲んで(なんの往時だ?)鍋で温めます。

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鍋にあけるとこんな感じ・・・・ウドン状のものと調味液以外はなにも入っていません。

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鍋で温めると、調味液がトロミで糊状になって鍋に張り付きます。
電子レンジをお勧めします。

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420gですから結構量があります。
美味しそう・・・・に見えますか?

で、食べてみると・・・先ずその柔らかさに驚かされ、又、呆れさせられます。
豆腐の固い奴くらいの固さでしょうか?もはや飲み物と言ってもいいかもしれないですね'_';

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味はなんといいましょうか・・・少なくともスパゲッティーの味ではありません。
なんか変に甘くてコクがない・・・妙な味のソースです。
リッチトマトソース・・・と書いてありますが、トマトはあまり使われていない感じです。
麺のほうは小麦粉の匂いがしていてスパゲッティーのデュラムセモリナ粉の香りはしません。

ここで思い出しました。
この味はベイクドビーンズの味です。
以前食べた英国製のベイクドビーンズの味ですね。
このSPCと言う会社はベイクドビーンズの缶詰も作っていますので、ソースの使い廻しをしているのだと思います。
だとすればこの缶詰も料理の付け合せなんかに使われるのかもしれませんね。

で、YOUTUBEでCanned Spaghettiで検索したら、多分アメリカ人らしい二人組みが、スパ缶をレンジでチンしている料理番組風の動画がありました・・・アララ酷いナこの動画は・・・
Beyond Ramen: Canned Spaghetti and Meatballs
これをYOUTUBEの検索ウィンドウに張ってみてください。

そんなワケで上記のアメリカ人二人組みは一口もつけずに捨てちゃっていたけれど、流通が世界的になった現在に比べて、外国のモノや情報の入手が難しかった昔は、こんな缶詰でも結構重宝したのだと思います。
昔はスパゲッティーと言うのは将に外国の食べ物でしたから、ヨーロッパから遠く離れた国では食べたくなったら少ない情報を元に、似たようなものを作らざるを得なかったのでしょうかね?
イタリアとオーストラリアじゃ相当な距離がありそうですしね~・・・
今でもキャンベルやハインツという大手がちゃんと生産しているところをみてもそれなりの需要がある缶詰なのかな?スパゲティ

でもこの手のパスタ缶詰は日本ではあまり見かけませんでした。
麺類好きの日本人にはこの手の缶詰では満足できなかったのでしょうね。
だから日本ではオーマイとかマ・マーとかのブランドが出来たのでありましょうね。
このような国産スパゲッティーメーカーのおかげで、日本人はスパゲッティーの美味しさが良く判る国民になっちゃったんですね。
こんなにスパゲッティーを良く食べる国はイタリア以外では無いのではないでしょうか?

そのスパゲッティーも今では本場のイタリアからドンドン輸入されておりますが、日本におけるスパゲッティーの歴史に思いを馳せて、たまには日本製のスパゲッティーを食べてみてはいかがですか?悪くないですよ~
因みに、今はどうだか知りませんが、我々が子供の頃によく給食で供されていたカレーソフト麺・・・・これも実はスパゲッティーでした。
スパゲッティーは茹でてから袋に入れたりして密封すると、伸びたりふやけたりしづらい麺なので、給食にはうってつけだったそうです。

デパート大食堂のミートソースやナポリタン・・そのうちに登場する壁の穴なんかの和風スパゲッティーの登場、いまやファストフードみたいに安くて早いイタリアンのチェーン店、その反面本物の手打ち生スパゲッティーを出してくれるお店・・・日本のスパゲッティーの歴史は結構面白いですね。

さてさて、この缶詰やスパゲッティーの歴史を考えたらさほど悪い缶詰でもないのかもしれませんが・・・でもやはり食べたいものではありませんでした。
でももし食べたいと思ったら、タバスコを用意するべきです。
タバスコの辛味と酸味がなんとか食べられるようにしてくれます。
でも・・・・完食は・・・無理ダァ~TдT

この記事にコメントをいただいたのですが、このコメントが可笑しかったので、掲載させていただきました。


KYO様のBlogはコチラ「ブリスベン暮らし」


まさにコレと全く同じメーカーの「スパゲティの缶詰」が、今我が家にあります。
オットが仕事仲間とキャンプに行き、あまったのを持って帰ってきたのです。
でも我が家では、スパゲティの缶詰はみんな嫌いなのでずっと棚に入ったままです。
どうしたらいいでしょうか?(T_T)

ちなみに10年くらい前に見かけたスパゲティの缶詰のCMでは、目隠しした太ったガキんちょが出てきて、中身を手づかみでぐちゃぐちゃかき混ぜて
「ミミズが入ってる~!」
というんです。
その後缶詰のメーカー名がアナウンスされ、最後に手づかみで中身を食べて口の周りを真っ赤にしたガキんちょが、ウンウンとうなづきながら
「やっぱりミミズだ~」
と申しておりました・・・なんでこんなCMで、「ウマそう、買いに行かなくちゃ!」と思う人間がいるのか、そこのところが激しく納得いきませんでした・・・

と言うコメントをいただいて、YOUTUBEで懸命にCMを探したのですが・・・TдT

そんな訳で豪州のCMは日本人には非常に難解ですね
KYO様、よろしかったらまた面白い話を聞かせてくださいませ。有難う御座いました。
 

S&B からし

2022年07月28日 | ノンジャンル
「辛子」  その他の缶詰
今日の夕飯はおでんです。
東京では甘くない関西饂飩のようなお出汁で作りますが、聞くところによると、関西では関東炊きと言って、なにやら真っ黒なお出汁で作るそうですね。見たことがないので判りませんが、きと関東の蕎麦汁のようなものなのでしょうか?

そして愛知では味噌おでんなるものがあるそうですが、昨日TVで見たら、かなり美味しそうでした。今度娘のご学友の愛知出身の方に作り方をきいてみます。

そんな訳で、今日は辛子について。

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近頃はチューブの辛子や山葵が幅を利かせてまして、どんなものでもチューブで用が足りますね。
コンビニで出来合いを買ってきたり、ビニール袋に入ったおでんならそれでもOKではありましょうが、自分の家で(ネタは買ってきますけどね)手間暇かけて作ったおでんにチューブの辛子は・・・どうもね~・・・。

そんな訳で、我が家では粉辛子を使います。
ぬるいお湯で溶くだけですから、さほど面倒なことはアリマセンし、たくさん作ってしまっても、しっかり蓋のできる入れ物に入れておけば、1週間くらいはもちますよ。

又、食べるときに箸ですこしグルグルッと納豆かき混ぜるみたいにやってやれば辛さが復活します。


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なにが違うのかって問題ですが、香りなんです。辛子は胡椒や唐辛子やネギみたいに、薬味でありますから、香りが無きゃダメなんですね。チューブものは辛いけど香りが無いんですね。
ですから、折角作った料理には辛子を使いましょう。とんかつとか、角煮とか、皿うどんとか冷やし中華とか、シュウマイとか・・・本当に味が変わります!

で、酒を呑むにもいいんだな~、コレ!

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