「ザウアークラウト」 野菜系缶詰
秋です!
美味いものが日本中に溢れる季節です!
トットと家に帰り、風呂に入ってサッパリしてから、扇風機とクーラーを両方つけて、ナイター見ながら冷やした焼鳥塩味缶詰にポンズとネギとトンガラシをかけて、それをつつきながらツメタ~イビールをノドを鳴らして呑む夏が終わり、全国のタンフニのオトーサン(久しぶりの用語解説・単身赴任が転じて独り者全般を指す)も外に呑みに行く季節です。
とは言え・・・
「ウチノミに慣れてくるとどうも外で呑むのが億劫になっちゃうんだよな~・・」
と、お嘆きの貴兄へ・・秋のビールは美味いデス!
冬のビールも美味いです!・・・四六時中美味いデス!
真面目な話し、空気が乾燥してくるとビールは俄然美味くなります。
夏場、うちに帰ってからクーラーと扇風機をシッカリつけてから呑むのもこの為です。
ビアーガーデンよりビアーホールのほうが美味しく感じませんか?
(ビアガーデンのほうが美味いと言う方は、ここから先は読まなくてイイデス)
そんなワケで秋もやはりウチノミが止められませんネ!
セーターでも着て、少し窓を開けて、チョット寒いくらいの外気を入れて、好きな音楽でも聴きながら好きなビールをゆっくり呑む・・・
肴は当然のソーセージがイイナ、ソーセージの脂でギトギトっとしたところに流すビール、ウマインダナこれが!
ギトギト・グビグビ・アイン・ツバイ・アイン・ツバイと調子をとって呑みたいナ・・でもソーセージだけじゃヤッパリ淋しいカナ?・・・ヤッパリ酢漬けキャベツも欲しいナ・・シャキシャキとした歯ざわりと酸味で口の中をリセットしてから又ギトギトグビグビを始めたいナ
ギトギト・グビグビ・シャキシャキ・アイン・ツバイ・ドライの三拍子にしてマーチからワルツにシタイでシュトラウス
そんな訳でドイツはヘングステンベルク社のザウアークラウトの缶詰です。
「最高の品質を適正な価格で」が会社のモットーだそうで、その辺の思い上がった料理人に聞かせてやりたいですナ~
使っているのはコレだけ、ホンマにコレだけです・・ほとんど武村健一先生状態・・・古ッ!
では開缶
ギッチリ入っています。ギュウギュウ詰めです。ディルが効いた良い香りのキャベツの酢漬けがこれでもか!と、入っています。まことドイツの缶詰です。看板に偽りナイン!であります!流石のゲルマン魂であります!
味はスッキリとした酸味と軽い塩気の飾らない味です。
色々と混ぜてなんだか苦いような酸っぱいような・・妙なザウアークラウトなんかもありますが、この缶詰は美味いです。
きっと美味しいキャベツを使っているんではないかな?
では、ソーセージの付け合せを作りましょう。
イキナリですが、ベーコンを細切りにしてフライパンに投入し弱火にします。
・・・別にベーコンを入れなくてもイイデスヨ!でもあれば入れると美味しいです。大した手間でもありませんしね
そしたらイキナリ缶詰の中身を投入します。
本当に沢山入っていますので、半分位使って、後の半分を蓋付きタッパー等に取って置いた方がよいと思います。
弱火で暖めている間にソーセージも焼きましょう
ソーセージの焼ける音がブチブチと聴こえてきます。これを肴にまず一杯
早く焼けないかな~・・・・と、思っていたら・・貴方はタイヘンなことに思い至ります・・・マスタードがナイ
マスタードが無ければ画竜点睛を欠く・・ここまでの苦労が潰えてしまう・・
冷蔵庫にはタンフニオトーサンの必需品、チューブ和辛子はあるのですが・・
「これでナントカ勘弁してもらえんやろか?」
と、言う気持ちになってきます・・・でも
「こればっかりはナンともなりまへんナ・・・」
「今から買いに行こかいナ・・」
「そしたらソーセージが冷めてしまうがナ・・」
「・・・・悲しいナぁ・・・・・オトーチャン、ホンマに悲しくなってきたワ・・・」
泣くなトーチャン!・・ナラ、こんなんどや?
ザウアークラウトが温まったら火を止めて辛子を入れます。(江戸っ子の私は、やはりS&Bが好きです)
でも関西のオトーチャンはコッチかな?
浅草のビール会社ビルみたい・・
辛子を入れたらグチャグチャと掻き雑ぜて出来上がり。
和辛子のツンとくる辛味と香がキャベツの酸味と相まって、違和感が全くなくなります。
ツンと辛いザウアークラウト
これでギ~トギトでグ~ビグビ、グ~ビグビでシャ~キシャキってな具合でビールを呑めるって寸法でゴザンス。
ソーセージにキャベツを載せて、一緒に食べてもモチロン美味いです。
さあ、家庭用生ビールの出番です!これならウチで楽しく美味いビールを心行くまで呑めますよ。
ドイツと日本が渾然一体となったビールの肴。
なぜかパスタを載せたくなるのは・・・・・・どうして?
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