「ビーツ」 野菜系缶詰
S&Wのビーツの缶詰であります。
ビーツとは赤カブのことであります。タケシやキヨシではナイのであります。
赤カブとは赤い蕪のことであります。お野菜なのであります。決して検事とか検事正とかのことではナイのであります。
この赤カブはたまに生のものも見るのですが、殆ど八百屋さんの店先には並ばず、お漬物屋さんに行ってしまうのであります。「漬物屋さんに連れられて行っちゃった」と歌にも歌われていたのであります・・・・ウソです。
この缶詰は素材缶詰めなのであります。
従って料理に使うのであります。
やはりスープが良いと思うのでありますが、子牛のソテー料理等で、生クリームと合わせてソースにしていたのを見たことがあります。
凄い色なのであります。紅いと言うか紫と言うか・・塩と砂糖が加えてありますが、食紅等の着色剤の使用が書いてありませんので、赤カブの色なのカナ?
味は蕪の味に土の香りを合わせた様な味です。
土の香りと言われても・・・・・・・と、思われる方も多いと思いますが、まさに土の香りであります。畑や植え込みや校庭や公園の、あの土の香りがします。
私はスープしか思いつかないですが、米国ではこのまま肉料理の付け合せとかで、皿の中にドサッと置いてあります
米国に行った方なら、デリカテッセンみたいななところで、このビーツとなにやら得体の知れないグレービーソースと言うものに恐怖を覚えた方もいらっしゃるんじゃないかな?
さて、赤カブと言えば、やはりボルシチでしょうか
ボルシチは案外簡単、単純な料理であり、ロシアの家庭料理でスープのことらしいです。
ですから作り方は色々だそうで、これが正しいと言うのは無さそうですね。
そんな訳で昔教えて貰った作り方。
玉葱、人参、セロリ、ニンニク、月桂樹、水、白ワイン、塩、粒のままのブラックペッパー20粒くらい。
それと湯通しして、綺麗にした牛肉。
セロリが縛ってあるのはアブナイ趣味ではなく、グズグズになった葉っぱを取り出しやすくするためです。
沸騰させないように弱火で3~4時間。
沸騰させるとスープが濁るので沸騰させない方がイイデス!
で、丁寧にアクを掬ってやってください。
尤も、湯通しした牛はあまりアクが出ませんですけどね
近頃は円高が進み、豪州牛が安くなってます
何度も書きましたが、豪州牛は草で育てる牧草飼育牛で、穀物やビールで育てる和牛とは全く違う風味です。
これを臭いと嫌う方も多いですが、良く香りを嗅いで見ると、ミルクの様な香りがします。ステーキにしても美味しいですよ。
本日買ったスープ用のスネ肉は100g128円でありましたので、1kg買っちゃいました。
味に慣れれば安いし美味しいです。
オーストラリア牛をあまり嫌わないでやってくださいネ
ところで英国ではローストビーフに必ずメースを使います。
この香辛料はソーセージやひき肉料理に欠かせないスパイスなのですが、豪州牛を食べる場合もメースを使うことをオススメします。
米国と日本の牛は穀物飼育牛ですので、メースを使わなくても美味しいですが、豪州や欧州の牧草飼育牛にはとても合います。
ハンバーグを作ったり、ミートボールを作ったりするときも便利です。
メースかナツメグを常備スパイスにすると良いですよ
さて、香りが良いので、安売りのマッシュルームも投入!
野菜はキャベツも入れるべきだと思いますが、余ったらカレーにしたり、トマト風味にしたりと、毎日違う料理に変身させることが可能なので、第1日目はキャベツをガマンした方が良いカナ
塩と胡椒とメースで味を調えたらビーツを投入!
見よ!この色!・・・・・しかし、熱を加えると退色するので、明日あたりは普通のスープ色になっていると思います。
本当は生クリームかサワークリームを落として食べるのですが、買ってくるのを忘れました
明日クリームを買ってきて、又食べよっと
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