風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆市民合唱団でのヘンデル:『メサイア』の練習の日♪

2011年02月10日 | ☆ 高槻市民合唱団
先週に引き続き、3番目の練習曲は、コーラス7番です。

前回で、7番の音取りと歌詞の読みが一通り終わりました。メインの先生としては仕上がりが気になるところ。

ですが、合唱団員としては、ちょっぴり緊張してしまったみたいです。

「出だし、〔P〕とあるので、ピアノですね。ささやくように歌ってください。」

.. and He shall purify(アン ヒィ シャル ピューリィファイ)。

purify(ピューリィファイ=清める)、つまり pure(ピュア=純粋)ということですね。軽やかに歌いましょう。難しく歌わないで。」

そうはおっしゃっても、16分音符の連なりを「ハハハハ、ハハハハ」と歌っていくと息切れが

マ、適当に流していけばいいかな。他の上手な人が歌ってくれるから・・・。だって、座ってると腹筋にも力が入らないし、立って歌う時だけ頑張って歌えば良いもの。

と思っていたのを見透かしたように、メインの先生の厳かな指摘をされた・・・。

「お芝居でもコンサートでも、素晴らしいものを見たり聞いたりすると、人は感動したり、涙まで流したりしますよね。」

「それはどういうことか。」

「それは、みな横隔膜を使って発声しているからですよ。演じるとき横隔膜を使って発声したり、歌うと感情の全部が出るからです。」

全部の感情が出るから、人はそれに感動するんです。」

「だから出来るだけ横隔膜を使って声を出しましょう。練習でやっていないと本番でも出来ないですよ。」

「そうすると会場に響きませんし音が平板になってしまいます。」

「オーケストラに合わせることもできませんよ。横隔膜を使うことを意識しましょう。」


いつもながら素晴らしい啓蒙のお言葉である。

合唱に参加するって、こういう素敵な話を聞くことである。

たとえ下手でもいいから頑張って励んでいこう。


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