最近、某遊園地で昭和時代のイベントが流行っているようです。便乗して、本日は自身の小学校~大学に至る昭和時代に流行った懐かしい思い出グッズをご紹介いたします。特に現在50歳代の方には懐かしいネームだと思いますので、お忙しい毎日の息抜きになりましたら幸いです。
昭和に流行った思い出グッズ
1.1970年代前半(自身の小学生時代)
①「仮面ライダーカード」
「ウルトラマン」の双璧で大人気だった「仮面ライダー」のお菓子(スナック)に景品で付いていたカードです。スナックは子供ながらも美味しくないのですが、カードを集めるために親に縋って買っていました。
専用アルバムが欲しいがために「ラッキーカード」が出るまで買いまくっていたこと、美味しくないスナックが川に捨てられていたことを憶えています。
(出典:「カルビー」さんHPより引用)
②「酒蓋集め」
今思うと意味不明ですが、酒屋さんの裏手に行って日本酒一升瓶の蓋を集めておりました。「剣菱」が特に希少価値があったこと、酒蓋で面子紛いの遊びをしていたことを憶えております。
③「フラッシャー付自転車」
自転車の後ろに「トラック野郎」のような大きなフラッシャー(方向指示器)が付いた自転車が結構流行りました。今思うと、カラーテレビのように裕福さを表現したい家庭に付け込んだ商品の一種だったように思います。(ちなみに、自転車のハンドルはセミドロップでした。)
2.1970年代後半(自身の中学生時代)
①ジュースの「チェリオ」と「プラッシー」
この頃もコーラやファンタもあったのですが、「チェリオ」は当時1瓶50円と安く、「プラッシー」は逆に80円と高いのですが果汁が多く、よく飲んでいました。
「チェリオ」はグレープ味を飲むと舌が紫色になったこと、「プラッシー」は何故が飲むと嬉しかったことを憶えています。(加えますと「ミスターピブ」や「ファンタゴールデングレープ」も懐かしいです。)
②「BCL」(Broad Casting Listeners)
こちらは海外の日本語短波放送を聴き、受信状況レポートを海外放送局に送ると放送局から送られてくるカード(ベリカード)を集めるブームです。
海外短波を聴くための専用ラジオ(例:ソニー製の「スカイセンサー」等)を買い、夜中にヨーロッパ、アジア、オーストラリア等の短波放送を聴き、レポートを国際郵便で送り、1か月後位にカードが届きました。北朝鮮の放送局もあり、当時は何の違和感なく聴いていた次第です。
今思うとアマチュア無線の「ハム」に着眼した家電メーカーの企画にはまったようです。ただ、当時は夜中に一人で海外放送を聴く非日常的な行動に魅力を感じておりました。
(出典:「ソニー」さんHPより引用)
3.1980年代前半(自身の大学時代)
①「布製巾着」
肩に掛けられる布製の巾着が流行りました。彼女に作ってもらい、自分はモテル男だという証でした。ですから大抵、巾着の下の部分にその男性の名前がローマ字で縫ってありました。ちなみに自身が持っていた巾着の作成者は母でした。
②「ブックバンド」
大学では当時、法学部の六法全書を筆頭に、わざと専門書が見えるようにブックバンドでくくり、肩から背中に垂らして見せびらかしていました。ただ、その六法全書や専門書はやけに綺麗な状態だったことを憶えています。
③「Gパン」
当時は多くのブランドがありました。カタカナで恐縮ですが、「リーバイス」、「ビックジョン」、「エドウィン」、「ラングラー」、「リー」等です。当時は1本5,000円~8,000円だと記憶しています。
ちなみに自身は「リーバイス」派でした。現在の「スキニー」は当時「スーパースリム」と呼ばれ、秋~冬はコーディロイ生地が流行っていたことを憶えています。
この頃の昭和時代は、高度成長期の後期で日本は今よりずっと活気がありました。貧富や学歴の差がなく、近所付き合いも盛んで、皆それぞれ人間性に溢れ、楽しく明るい時代でした。自身も小学校から大学時代が一番楽しかったです。幸せでした。