読み書きを学ぶことで他の多くのことを学べるようになるのと同様、プログラミングを通して、他のいろいろなことを学ぶ機会が開けてくる。プログラミングは、将来プログラマーを目指す人だけが必要なスキルではなく、創造的に考えるスキルや系統的な推論、協力して働くことなど、将来どんな職業に就こうと役立つスキルやアイデアを身に付けることができるのだと。
プレゼンの中では、大きな魚が小さな魚を食べるゲームを作っていた男の子のエピソードが紹介されていた。その子は魚を食べる度に得点が増えていくスクリプトを入れたかった。教授が新しいブロックを追加し、「変数」を使って得点加算する方法を教えてあげると、その子は大興奮、教えてくれた教授の手をにぎって感謝したという。「先生が生徒に変数を教えてこんなに感謝されることがあるでしょうか」、そう教授が言うと会場中がどっと沸いた。
TED「子供達にプログラミングを教えよう」を見てScratchに挑戦
http://digitalcast.jp/v/16734/
スクラッチ開発者レズニック教授から、日本のみなさんへメッセージ