週刊朝日の連載小説「朔が満ちる」(窪美澄)。
史也と梓は、故郷に行って伯母さんに会ったり、撮影のために行った保育園で、幼いときの梓を知る園長に出会ったり。
梓の登場は、看護師でありながら、夜の顔もある、そういう女性だったのに、実はすごくいい人で、本当の優しさを知っている。反面、自分の過去を考えると、もろさも持っていて壊れそうな所もある。
史也も過去の痛手という点では、梓とは違う形で深い傷を持っている。
それが二人を引き寄せているという面はあると思います。
にしても、二人の関わり方は素敵です。一緒の布団に入っていても、ぬくもりや安らぎを感じても「今はセックスしないからね」と言える梓です。
で、今週号の終わり近く、伯母さんに「あんたら、本当にお似合いだね」と言われます。
その様子、すごく想像できます。内面(うちづら)と外面(そとづら)があって、人前では仲がよさそうでも、その実、二人きりになると全く違った方向を向いている、そういうカップル・コンビもいると思います。
史也と梓は、見るからにお似合いなんでしょうね。パッと見てわかる。
これからどういうふうに展開していくのかわかりません。傷がある以上、それが再度うずいたり、開いてしまったりということがないとは言えないでしょう。
でも、そうはなって欲しくない。
お似合いのまま進んで欲しいです。
それだけではないけれど、続きが気になる連載小説です。
史也と梓は、故郷に行って伯母さんに会ったり、撮影のために行った保育園で、幼いときの梓を知る園長に出会ったり。
梓の登場は、看護師でありながら、夜の顔もある、そういう女性だったのに、実はすごくいい人で、本当の優しさを知っている。反面、自分の過去を考えると、もろさも持っていて壊れそうな所もある。
史也も過去の痛手という点では、梓とは違う形で深い傷を持っている。
それが二人を引き寄せているという面はあると思います。
にしても、二人の関わり方は素敵です。一緒の布団に入っていても、ぬくもりや安らぎを感じても「今はセックスしないからね」と言える梓です。
で、今週号の終わり近く、伯母さんに「あんたら、本当にお似合いだね」と言われます。
その様子、すごく想像できます。内面(うちづら)と外面(そとづら)があって、人前では仲がよさそうでも、その実、二人きりになると全く違った方向を向いている、そういうカップル・コンビもいると思います。
史也と梓は、見るからにお似合いなんでしょうね。パッと見てわかる。
これからどういうふうに展開していくのかわかりません。傷がある以上、それが再度うずいたり、開いてしまったりということがないとは言えないでしょう。
でも、そうはなって欲しくない。
お似合いのまま進んで欲しいです。
それだけではないけれど、続きが気になる連載小説です。
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