イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

医師アスペルガー

2020-12-01 09:43:59 | TV・映画
 26日にBSプレミアムで放送された「フランケンシュタインの誘惑」

 すごかったです。
 アスペルガーは医師の名前。
 でも、今はアスペルガー症候群が広く知られています。
 その名称は、アスペルガー医師からとられているんだけれど、闇の部分も大きいと。

 アスペルガー症候群に関しては、自閉症といわれた子供たちの中に言語・知能の発達の遅れがないケースがあって、それはアスペルガーが気付いたということなのでしょうか。
 
 アスペルガーは戦後いっさい自閉症の研究をしなくなって、自分の名前がついていても、その点にはかなりいろいろな思いがありそうな話でした。

 グレタ・トゥーンベリさんが、自らアスペルガー症候群と表明していて、そのことも最初に紹介されました。

 そもそも、障害というのが、どう定義されるのかというのも突き詰めていくと難しい部分があります。
 いわゆる知的障害という言われ方に関しても、テストの得点を元に考えているわけで、例えば、大学入試で高得点をとるような人でも考え方が非常に偏っているような場合、社会的に見たら大きなマイナスをもたらすかもしれない。特定の宗教団体で、そういう活動をした人たちもいるわけで、何だかそれは難しい話だと思いました。

 政治家の中にも、平気で嘘をつく人がいる。
 最後にアスペルガーが障害児の安楽死に関わったことを、自分は知らなかったという話をしていたけれど、そんなはずはないだろうという見解を述べている研究者がいました。
 まさに現在の政治家。自分は全く知らなかったんだを押し通して、責任逃れをしているように見えるケース、たくさんあります。たくさんの政治家がというとらえ方もできるし、特定の政治家が繰り返し何度も嘘で不正を切り抜けているのではないかというケースも見られます。
 そういう人たちも何らかの症候群だったりして…。
 アスペルガーが良心の呵責にさいなまれていたのでは…という話をする人もいて、嘘で切り抜ける政治家は、良心の呵責を感じない人。良心欠落症候群とかそんなことがあったりして。
 
 ナチスのやってきたことが、現在に共通しているかもしれない。
 例えば、津久井やまゆり園の事件が、根本の部分で議論されない。
 強制不妊出術に関しても根本の部分が議論されない。それらは該当例ではないかと思います。

 すごく考えさせられる番組でした。


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