佐藤和也氏の100球制限考証

　地元紙に、新潟県高野連が提案した投手の100球制限に関する記事がありました。
　佐藤和也氏の意見、考証。

　読み取れるのは、投手の故障予防を考えたら、100球制限は必要十分条件ではない。
　十分でないのはもちろん、必要でもないように感じます。

　連投をどうするのか。練習の投げ込みに制限をもうけないのか等。

　投手の負担過多を見抜けないようでは指導者として不十分という指摘も。
　それを改善するには、研修等が必要。

　また、100球制限をしたら、初回から思い切って振っていくような野球がなくなる可能性ありと。まず、相手ピッチャーに球数を放らせる。そういう作戦が出てくるであろうと。

　たぶん、多くの人が考えるであろうことが書かれているように思いました。
　新潟県高野連は、そういう部分をどう考えて、100球制限を実施すると発表したのか?

　選手の怪我や故障を防ぐという点に関して、反対というのはないと思いますが、具体的な対策として、ルールを決めるのがいいのか、指導者の研修、選手の勉強、そういうのがいいのか、その辺も検討して欲しいです。