イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

EVのバッテリー供給

2020-12-02 11:45:37 | 自動車
 マツダのMX-30。最初はEVとしてデビューと言われていたのに、結局マイルドハイブリッドでデビュー。

 その点について、driver 1月号にMX-30の記事があり、理由と思われる記述がありました。
 『EVは価格やインフラを含む使い勝手がまだネックになり、数が売れない。もし一般のニーズが急激に拡大したとしても、バッテリーの供給態勢が間に合わない』

 後段の部分、とても大事というか、ある意味深刻なのではないかと思いました。

 EVの普及を図ると、いろんな国が言ってます。日本も一応言っているのかな?
 どんどんEVの生産が進み、価格が下がり、普及度が高まり…という青写真は成立するのか?
 バッテリーの問題です。
 供給態勢が間に合わないと書いてあるんだから、マツダだけの問題ではなく、普及を進めれば進めるほど、その点がネックになって頭打ちになるのでは?

 同時にバッテリーの処分も問題になってくると思います。
 再利用が可能ならばいいけれど、性能が低下していたら、EVでの再利用は難しいでしょう。

 乾電池でも、ごみ収集は別扱いです。それがEV用のバッテリーだとどういう処分になるのか。

 二酸化炭素を少なくしても、他の部分で環境負荷が高まると場合によっては本末転倒となるかも。
 菅総理が表明した2050年には二酸化炭素排出実質ゼロには、原発を使うことが必要といわれています。
 それも、二酸化炭素を減らすことで、放射性廃棄物が増える、あるいは被害甚大な事故のリスクもあるというのを考えると、本末転倒になりかねません。

 何だか、エネルギー問題は難しいことが多くて、すごく複雑だと思います。


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