イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

木村一基九段のあざやかな攻め

2021-02-01 18:36:30 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、永瀬拓矢王座と木村一基九段の対戦でした。

 先週、寝込んでしまい、テレビは全く見ることできませんでした。
 まだ、ちょっときついなぁという状態だけど、将棋は静かですし、もしかして大丈夫かなと思って、挑戦。
 録画しておいたものだから、何度かに分けて見ました。

 受けに定評のある木村九段でしたが、攻めが見事でした。
 2人の対戦成績は永瀬王座3勝、木村九段2勝。
 中村桃子女流が「とっておきの情報として、そのうち千日手が2局」と。
 解説は広瀬章人八段で、そのうちの1局はNHK杯。「自分の記憶が正しければ解説は私だった。もし、今日の対局も千日手だったら、解説者が悪い…?」
 中村女流のフォローは「でも、千日手だと2局も見られるから」

 広瀬八段の解説は適確で、違ったのは永瀬王座が角を打った時に、飛車は取らないだろうと言ったのに、とったこと。
 それが、敗着というのではないでしょうが、木村九段の攻めを加速させたのかもしれません。ゆるめたら逆転されるということで。

 116手で、先手の永瀬王座が投了。

 見応えのある素晴らしい一局でした。


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